会場:山口県海峡メッセ下関1F展示場
会場:東京・六本木ヒルズアリーナ
「地元ではよく食べられているけれど、全国ではあまり知られていない魚」や「漁師や漁港で働く人たちは知っているけれど、地元の家庭では食べられていない魚」を使った、地域に人を呼び込む “ご当地魚”グルメのコンテストです。
審査員による書類・試食審査と、2013年11月24日（日）に開催した試食審査イベント「魚の国のしあわせ Fish-1グランプリ in下関」、及び2014年1月18日（土）に開催した試食審査イベント「魚の国のしあわせ Fish-1グランプリ FINAL」での来場者の方々の投票結果をもって、受賞作品が決定いたしました。
受賞作品
グランプリ
準グランプリ
山形県 鱈のどんがら汁
オスの鱈のどんがら（白子・がら・内蔵）を使った、山形県庄内地方に伝わる伝統的な料理です。味付けは味噌以外を必要とせず、鱈ならではの味わいが人々を惹きつけます。調理方法が独特で『鱈のどんがら汁』を知る者しか煮ることができません。鱈の身はいっさい使わず、ガラと内蔵だけの汁であることが、大きな特徴となっています。鮮度が味を左右するため、獲れて1日もしくは2日までが素晴らしい味わいで、3日目からは美味しさが落ちてしまいます。庄内沖で獲れる鱈を使った、庄内でなければ味わえない料理です。
静岡県 サバ男くんのトマトソース
相模湾のサバのすり身を使ったトマトソースです。生鮮魚として出荷に不向きである小さいサバを無添加のすり身にし、多くのひとの好まれるトマトソースに仕上げて、パスタと合わせました。他にもお好みにより、ソフト麺、マカロニ、米飯など、組み合わせを変えることができます。既に伊東市内の学校給食メニューとして採用されており、子供たちにも非常に好評を得ています。直営食堂でのメニュー化も考えており、地域の飲食店等とも連携をしながら、地域全体で料理の広報を積極的に行い、観光客の獲得に努めていきたいと考えています。
富山県 富山のバイ飯（バイメシ）
富山湾で獲れたバイ貝を使った混ぜご飯です。伝統食の中でも、漁師が船から港に上がって作る『賄い食』と呼ばれる漁師料理がありますが、これはまさに富山湾の賄い食です。素材が良いので美味しさは抜群です。3000m級の北アルプスの麓に広がる、水深1000ｍの富山湾。当地の持つ地形や景観の魅力は、行政でもアピールされており、北陸新幹線の開業も目前に迫っています。昔から、産地の漁師だけに伝わってきた料理を、地域の観光資源として広め、より多くの方々に、富山の魅力、富山湾の水産物の魅力を感じてもらいたいです。
全国漁業協同組合連合会 会長賞
三重県 伊勢あさり漁師飯の焼きおにぎり ひつまぶし風
伊勢産のあさりを使った焼きおにぎりです。『あさりの炊き込みご飯』をおにぎりにし、伊勢うどんのタレをつけて焼き上げました。更に新たな取り組みとして生産の始まった、青さ混ぜ海苔を組み合わせることで、豊かな磯の香りの焼きおにぎりが完成しました。伊勢あさり漁師飯は、昔から祭りなどの祝いの席で振る舞われた料理で、伊勢に来られた皆様をおもてなしするにはピッタリの料理です。伊勢で獲れたあさりの『味』、青さ混ぜ海苔の『香り』、伊勢うどんのタレを活用し、式年遷宮で湧く伊勢の土地を代表する料理したいと考えています。
大阪府 なにわのハモカツバーガー
関西の夏を代表するハモをフライにして、相性の良い玉ねぎと組み合わせ、ハンバーガーに仕上げました。ハモ料理といえば湯引きですが、フライにしても美味しい魚です。串カツソースにさっとくぐらせることで、大阪名物の美味しさも取り入れました。日本の魚食文化は奥が深く、この魅力が海外にも伝わり、観光客を呼び込む原動力のひとつになっています。関西独特のハモの食文化において、新しいメニューを考案、発信していくことで、関西の食文化を発展させ、より魅力的な『食のまち・大阪』をアピールしていきたいと思います。
北海道 すけとう鱈のから揚げゴマこしょう風味
北海道を代表する魚のひとつ、すけとう鱈を唐揚げにしました。すけとう鱈は主にすり身に加工され、鮮魚としての利用は一般的ではないです。お馴染みの『たらこ』は、すけとう鱈の卵巣ですが、鮮魚としてのすけとう鱈を使った料理は、そう多くはありません。今回は多くの方々の口に合う『唐揚げ』にした料理を開発しました。道内では、ほぼ一年中すけとう鱈を漁獲しており、常に新鮮なすけとう鱈を提供できることが強みのひとつです。今後、漁協ネットワークの活用や、地域との連携で、ご当地料理としての認知を獲得していきたいと思います。
「魚をもっと手軽に食べてもらおう」と始まったファストフィッシュの活動。その中でも、国産の水産物を使った「国産魚ファストフィッシュ」に焦点を当て、地域特有の魚や、あまり注目されなかった魚を食べやすく加工した商品が集まる「地域を元気にする “国産魚ファストフィッシュ”商品コンテスト」です。
審査員による書類・試食審査と、2014年1月18日（土）に開催した試食審査イベント「魚の国のしあわせFish-1グランプリ FINAL」での来場者の方々の投票結果をもって、受賞商品が決定いたしました。
受賞商品
株式会社山口水産 本鮪ほるもん
全国一の蓄養本鮪の生産地である『奄美大島産本鮪』の胃袋を使用。
柔らかく、ピリ辛な食感がクセになるおいしさ。おつまみに最適です。
龍禾Ryuka 龍禾ガリあじ
高知産特大アジ。小骨もなく卵アレルギー対応。
魚嫌いでも調味料無しで食べられるオリジナルアジフライ。
学校給食でも大人気！
JF久慈市×三陸鉄道×イオン 骨取さんま スパイシー風味
「じぇ！三陸産さんまを使用の復活商品！」
「じぇじぇ！未利用魚を利用でお値打ち価格！」
「じぇじぇじぇ！骨取り、味付き、簡単調理！」
マルスイ冷蔵株式会社 真ほっけスティック
そのまま加熱するだけで皮まで食べられる、可食部分100％。
生ゴミも出ず簡便、調理用途も豊富で、原料は北海道産の真ほっけに限定。
株式会社ジョッキ 渋滞回避も 貝ひも
国産のホタテ貝ひもを香ばしく焼き上げました。
噛み応えある食感と便利なガムボトル形状で、ドライブのお供にぴったりな商品です。
株式会社スグル食品 瀬戸の太刀魚ハンバーグ
瀬戸内海の呉・豊浜の沖で採れた新鮮な太刀魚を、白身魚のすり身と練り合わせ、玉ねぎや香辛料を加えた柔らかい食感のハンバーグ。
後援： 水産庁、 全国漁業協同組合連合会、 一般社団法人全国水産卸協会、 全国水産物卸組合連合会、
全国水産物商業協同組合連合会、 一般社団法人大日本水産会、 読売新聞社、 山口県(下関会場のみ)、
下関市(下関会場のみ)