魚を守りながら獲る! 漁業とSDGs
魚はうまく獲れば永久に獲り続けられる!
魚は増えた分だけ獲れば、減りません。太陽のエネルギー光があれば魚は大きくなります。
漁師さんはどのような工夫をして、減らないようにしているのでしょうか?
日本の海は広くて色々な環境があるので、ルールは一つではありません。
でも、共通しているのは減らないように上手に獲ろう!としている事。
ここでは一部を紹介します。
①獲ってはいけない季節
産卵期のイセエビを獲ると、増えにくくなるので産卵期は獲らないようにしよう!等。
ワタリガニ。卵も美味しいけれど・・・減っている地域なら逃がせば、この卵の数だけカニが生まれる!
②獲ってはいけない場所
カニが産卵する場所なので、テトラポッドをドカドカ沈めて、わざと漁をし難いようにしよう!ということ。
獲れないので、強制的に減らないようにしているのです。
京都府の取り組みは「こちら」
③獲ってはいけない大きさ
小さすぎる魚を取らずに、大きくなったサイズを取ったほうがいい!という考えです。
大きい方が価値も高くなります。小さすぎると食べ応えも無く、未利用魚として廃棄されることも。
小さすぎるアマダイ。大きくなったらまた釣れてネ!と逃がすのです。
④網などの工夫
小さい魚が取れないように網目を大きくしたり、ウミガメやイルカが逃げられる脱出装置が付いている網があります。
アメリカなど、それらを使っていないとエビの輸入を禁止!としていたり。
紹介したのは一部で、実は色々と考えられているのです。
そのため、魚がいるから。貝がいるから。みんなの海だ!と勝手に獲ってはダメですよ。
校庭で育てているトマト。沢山なっているから一つくらいいいだろう!と誰かに食べられたら・・・嫌ですよね。「こちら」から。それと同じです
みんなが楽しくこれからもずっと魚達を食べるために、ルールは守りましょうね!