保育園での食育事例

保育園での魚食普及活動例

保育園で衛生面に注意しながら出前授業を行いました。

家で復習してもらえるように「おさかなぬりえ」も使用し、1.2歳児15名が対象で、カツオブシ、マダイ、エビを用いて50分程度実施しました。

●カツオブシを5感で体感する

見る 鰹節(固まり)を見せて「これ何かわかる?」。

 カツオブシ(ケズリブシ)を見せて「これ何かわかる?」

 タコ焼きやお好み焼きの上に乗っている茶色いモジャモジャ。

 生きているみたいに動くのを見たことがあるかな?など、徐々にヒントを出す。

 「おさかなぬりえ」のカツオページを見せて、カツオを説明。

 鰹節を見せて、カツオのお肉をお湯で茹でて(熱いお風呂に入れて)乾かすと硬くなる。木みたいだね。

触る 鰹節の堅さを体験

 グーパンチでかつお節をコンコン叩かせる。

聞く 鰹節を削る 音を聞く

 削り器を使って硬いカツオブシを削る

 触ると痛くて血が出るから触らない事。

 静かにしたら音が聞こえると小さな声で説明。シュッシュッという音を聞かせる。

 硬くても少しずつ削れるヨ。布団みたいにフワッフワに柔らかくなっているかな。

嗅ぐ カツオブシの匂いを嗅ぐ

 フリカケのにおいだ!などの声が上がる

 

 

食べる (カツオブシか小包装のカツオブシの試食)

 お豆腐やホウレンソウの上に乗せてもおいしい。お味噌汁に使ったりもするよ。

 おさかなには見えないけれど、実はお魚です。

 

●マダイを触る

マダイの準備(指舐めしても安心な準備)

 刺身用の新鮮なマダイのエラ、内臓を取り除き、ヒレは広げ、口は開けて歯ブラシ等でこする。

 粘膜のぬめりを取り、最後に真水でしっかりと洗い、キッチンペーパーで水気を拭き取る。

 直前までエラや腹にキッチンペーパーを詰めておくと水が落ちない。

 海水中の腸炎ビブリオ、内臓中の細菌は真水で落ちる。

 近所の魚屋さん、スーパーで事前にエラ・内臓抜きをお願いする場合は、受け取り後にも真水でブラシを使って各所をこすり、水気を取る事をオススメします。

鯛を見せる。

 お盆の上などで、タイを見せる。

 鯛は何色?赤い色だけではなくて、青い色も交じっていたり、キラキラ光っている所があったり。

 深い海に住んでいる鯛は、敵から食べられない様に、そして餌に見つからない様に見えにくい赤い色になっている。

 ヒレをパタパタ動かして泳ぐ事を説明。食べられない様にトゲトゲチクチクして身を守っているので、食べる時には注意!

 みんなの足は二本。魚の足は腹ビレで2枚。みんなの腕は2本で胸ヒレも二枚。

 口を開いて歯を見せる。良く噛むために歯がある。

 おしりの穴はシリビレの前。口からご飯を食べて、おしりからうんちになって出てくるのは皆と一緒。

 おなかは大事なので、みんなのお腹も何かで守られている。ホネ守られていて、自分で自分のおなかを触ってみると硬いあばら骨がある事が分かる。お魚も一緒。魚を食べる時に注意して食べよう。

 

鯛を触ろう!

 手洗いが近くにある状態で、2-3人ずつ触らせる。ひんやり冷たい魚の体、トゲトゲチクチクしているヒレのトゲ、プニプニ柔らかい目玉、口も開けて歯を触らせる。これを4-5回転実施。触り終わった人から手を洗って席に着く。

鯛を焼く

 焼く前に、ヒレを立ててカッコよくしよう。先生が爪楊枝を使って立てる様子を見て、最後にお塩をぱらぱらと振るのを手伝い。

 ヒレの化粧塩は食べる場所ではなくて見た目のための和食の技術なので、子どもに任せられる。

 

 

●エビを触って、目の前で魔法を見る!

 鮮度の良いエビを真水で洗い、準備。

 ※養殖後すぐに冷凍されたエビや船の上で冷凍された新鮮なエビは、スーパーなどでお願いすれば手に入る。

 20-40尾と多くなるが、BQFという、氷の中にエビが詰まった商品を実施場所で解凍するのがオススメ(触角が折れずに長いまま残るため)

エビを触らせる。

 泳ぐエビは触角や体の表面がツルツルで気持ちよい。シッポや頭の先はトゲトゲ痛い為、そっと触らせる。

長生きの象徴の話し

 ヒゲが長くて腰が曲がっていて、まるでおじいちゃんみたいだから、長生き出来そうなのでお正月等に食べられる事が多い事を説明。

足の説明

 エビの脚は沢山!スプーンやしゃもじみたいな形の泳ぐ脚、爪楊枝や棒のようなとがった脚、ハサミになったご飯を食べる脚。

 ※時間や余裕があれば殻を剥いて試食してみる。

手品でエビの色を変える

 目をつぶらせて10秒数えている間に、お湯に入れてエビの色が変わる事を見せる。
 元々赤いエビ(深い海にいるボタンエビや甘海老等)は色が変わりませんが、浅い海にいるエビは、黒っぽい色の色素が壊れて隠れていた赤い色が目立つようになります。

 

※やけどに注意。エビを数える10秒の練習の際にお鍋でお湯を運んでくるとスムーズ。

 

【プログラム作成】
(一社)大日本水産会
魚食普及推進センター 早武
東京都港区赤坂 1-9-13三会堂ビル 8F
Tel:03-3585-6684

 

 

 

 

 

 

 

 

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