半夏生にはタコ?サバ?

半夏生(はんげしょう)とは

一般的には夏至の11日後の事を指し、例年7月2-7日の5日間で毎年変わります。2024年は7月1日です。

諸説ありますが、「この時期は働いてはいけない≒半夏生までに田植えを終わらせるべき!」という、ことわざのような意味合いも含みます。

年貢をしっかり納めるために!という圧力のような感じも受けるのは私だけでしょうか??

植物の半夏生?

6月中旬から7月上旬に花が咲く植物に「半夏生」という種類があります。

水辺の日陰など涼しい場所に生えます。

半夏生にはタコを食べる?

関西では半夏生と言えばタコ。関西地方では、ちょうどこの時期にマダコが旬を迎えます。美味しい時期であることはもちろん、願掛けとしてタコの足の吸盤のように苗がしっかり根付く事も祈り、豊作を祈願して神様にタコをお供えしたからと言われています。

他にもおめでたい願掛けのタコ情報は「こちら」

半夏生にはサバを食べる?

福井県大野市では「はげっしょサバの食文化」として、串刺しの丸焼きサバを食べる風習があります。

これは農作業で疲れた体を癒し、夏バテを防止するよう、藩主が奨励した、あるいは配ったのが始まりと言われています。

普段食べる機会が少なかった時代に、ご馳走だったのでしょう。

・・・このあたりも年貢をしっかり!というアメとムチが使い分けられているような気がするのは私だけでしょうか・・・。

 

というわけで今でも残っている文化を考えながら、夏バテ防止に、タコかサバを食べて下さいね!

タコは・・タコ焼きでも唐揚げ、サバは、軽く塩を振って焼きサバですかね??

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