シーフードショー見どころポイント!

大人の仕事場であるシーフードショー。

声をかけにくいブースでも、「そうなのか!」と納得してほしい話題を書いておきます。

ブース番号も確認しながら、興味がある場所へ行ってみてください。

 

〇フードロスの取り組み

・H-05 メヒカリ 魚醤ドレッシングプレゼント? まんてん.

→メヒカリ唐揚げを作った後の頭と内臓から魚醤(ギョショウ)を作成。無駄なくおいしく食べる工夫です。

〇魚のエサ

・E-17 魚のエサ 中部飼料㈱ エサ屋さんが魚を育てています。

→小さいエサは小さい魚用。大きい魚は大きい餌だけでなく、エサの色も変わります。

油大目で美味しくなれ!という配合なのです。

珍しい!ウナギの仔魚・稚魚

Q-38 山田水産

葉っぱのような形のレプトセファルスが見れる!
大きな体で潮の流れを大きな体で受けて旅をしてから、沿岸でシュッと引き締まったシラスウナギになり、川を上り大きくなる。

小さい時代が長いので、養殖が大変!でも完全養殖まであと5年?10年?というレベルになってきてます!

〇都道府県 比較的やさしい人が多い??

D-28 石川県 一匹500万円??のブランドカニ 「輝」

記念撮影どうぞ!

B-30 高知県

B-17 長崎県

E-13 徳島県

O-50~57 愛媛県

S-28 宮城県 クジラ・ホヤ 食べたことない人、おいで!

クジラ 木の屋石巻水産

ホヤ 水月堂

海外ブース

K-58 スコットランドから生きたブルーオマールエビが登場!

冷凍マグロ等々色々な食べ物が海外からも届きます。

〇何を食べている??

・B-55 イカの製品  イカの形が無くても、実はこれもイカ!あれもイカ!

〇環境に配慮したエコラベル

V-66 MEL(メル)

S-52 MSC

世界では140以上のエコラベルがあって、水産業界全体で、美味しい魚が食べ続けられるように考えている事が分かります。

〇シーフードショーでの環境への取り組み ゴミではなく、資源!

・展示後の魚を燃えるゴミではなく、魚のエサに! 三幾飼料工業㈱さんの協力

展示期間中頑張ってくれた魚達や中落部分。

人が食べられる分は、それぞれ持ち帰って食べますが、ヒトが食べられなくなった魚達を回収し、乾燥させて粉にして魚のエサにします。

魚は水分が多いので、燃やす時に燃料を投入しなくてはいけません。その分のCO2削減にもつながります。餌を海外から運んでくる量も減るので、一石二鳥以上になるのです。

粉にするなら、人が食べられる魚で作らなくてもイイ!という事です。

・調理油を廃棄せずに、飛行機燃料へ ㈱レボインターナショナル㈱さんの協力

油は、しばらく使うと酸化等で香りが付いて使えなくなります。試食で使った後の油を飛行機の燃料(SAF)にするために回収します。

Fry to Fly Projectは「こちら」

親子おさかな学習会で行う環境の話
ブルーカーボン

21日:生き物の住処となるマングローブ林の植林活動 命の森プロジェクト ニチレイフレッシュ㈱

魚やエビを取るだけでなく、住む場所も与えることでそこで生きる生物が増えます。

ジャングルジムのようなマングローブの幹があると、小さな魚や色々な生き物がそこに隠れられて、数を増やすことができます。マンションのような感じです。

ゴミでなく資源!

22日:食べ残しをミズアブに食べてもらって、ミズアブを魚のエサに! 水産研究教育機構

魚は乾かせば魚のエサになりますが、野菜やご飯はそのままでは魚のエサにはなりません。

そのため、いったんミズアブ君に食べてもらい、タンパク質の塊になってもらって、それを粉にします。

日本で一年間に捨てられている食べ物は472万t(令和4年)。

半分程度は海外から運ばれるので、わざわざ海外から持ってきて捨てるという無駄な事がおこなわれてしまっています。

まずは無駄になっている量を減らすことが大事ですが、それでも残って廃棄している分は燃やさずに国産の魚のエサとして活用できるといいですね。

 

皆さんが食べている水産物。それに関わる人たちは沢山います。

筋肉モリモリの漁師さんは難しくても、研究者で水産に関わったり、料理屋さんで美味しい魚をさばいたり、将来また会えるといいなぁと思っています。

また会いましょう!

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