8月8日はひたちなか市の「タコの日」
ひたちなか市の8月8日はタコの日 PRキャンペーン活動について
タコ日本一・魚のおいしいまちひたちなか推進協議会 事務局:ひたちなか商工会議所
ひたちなか市は、国営ひたち海浜公園など観光施設に恵まれ首都圏からのアクセスも良く、毎年多くの観光客が訪れております。また那珂湊地区は古くから前浜である常磐沖の豊富な地魚と、サンマやカツオ船の基地として多くの水揚げがあり、その資源を基にした水産加工業が盛んでありました。しかし、オイルショック以降漁、船の減少による原材料不足を補うため、アフリカダコを原料とした加工業に推移していき、「蒸しタコ加工高日本一」となりました。この事実を全国にPRしていこうと平成22年11月ひたちなか商工会議所に「タコの街特別委員会」を設置しました。そこから「タコ日本一・魚のおいしいまちひたちなか推進協議会」を立ち上げ、魚食普及のシンポジウムを開催するなど、市内の漁業者や飲食業者などが協力していく体制づくりを進めてまいりました。
平成28年には市議会議員にご協力いただき議員提案として「ひたちなか市魚食普及推進条例」が制定されました。8月8日はタコの日、10月10日はととの日、毎月10日は魚食普及推進の日として市と協力し「タコ加工日本一・魚のおいしいまちひたちなか」を全国へPR活動をしていくことになりました。
推進協議会が設立してから、みなと産業祭の中で「世界タコ焼きグランプリ」の開催、タコの生態やレシピなどを一冊の本にまとめた「タコ日本一宣言」を出版するなど情報発信やイベントを実施してまいりました。
実は「タコ加工高日本一」というのは市民の中でも知名度が低く、条例が制定されてからは市民や高校生などに広くPRするため、8月8日に乗降客の多い勝田駅前でタコうちわの配布や、タコのぶつ切り・タコライスコロッケなどの試食を行いました。
ここ数年は、8月8日はタコの日PRキャンペーンとして市内スーパーなどに依頼し、魚食普及のぼり旗の設置やタコうちわの配布をしております。
また、8月の一ヶ月間を募集期間としてタコのイラストコンテストを実施しております。官製はがきにタコのイラストを描いて応募すると、入選者88名に蒸しタコ一尾をプレゼントするという企画に毎年400枚前後の応募があり、応募された作品は市役所などで作品展を開催します。県外からも応募があるなど年々応募数が増加しており、全国への知名度アップに期待しております。
魚食のまちづくりは一つの団体では出来るものではありません。市民と漁業者や飲食業者などが連携できる環境づくりを今後の課題としてこの活動に更なる躍進を図りたいと考えております。