漁船見学に出前授業 気仙沼の魚を学校給食に普及させる会
気仙沼の魚を学校給食に普及させる会
こどもの魚食離れや、震災の影響からの復旧復興、地域振興のために気仙沼の魚を使った給食メニューの提供を行っている「気仙沼の魚を学校給食に普及させる会」では出前授業を行っています。
中心となって活動している㈱臼福本店さんは、船を持っていて実際にマグロやカジキを捕まえているので、その大きさを伝えるのが得意です。
後ろから見ても、メカジキの大きさは一目瞭然!漁師さんになってみたいと感じる児童もいるのではないでしょうか。
漁船見学
普段は乗れないマグロ船。特別に幼稚園年長35名が見学しました。
遠洋マグロはえ縄船の第一招福丸は、働く人の事も考えている最先端の船です。
ブリッジには通信機や双眼鏡が。
船の中で生活をするので、食堂があります。
皆でお話ししながらテレビを見ながら食べるようです。
300日の航海で、一日10Kgのお米を使うとお米だけで3トン!です。
ベッド。大人は一人だけれど子どもは3-4人寝れそうです。
船を動かすための色々な機械もあります。
どこでマグロが獲れるのか聞きながら、実際の大きさのぬいぐるみも。広いけれど教室ではなく船の中です。
冷凍庫はこんな感じです。マイナス60℃の超低温で冷凍すると、直前まで生きていたマグロの鮮度そのままに時間が止まり、みんなが新鮮なお刺身を食べられるのです。
↓右側からマグロをあげて、足元でお腹を切って冷凍!マグロが小さく見えますね。
誰かが将来この船に乗るかもしれませんね。
応援したい会社や地域の魚を食べて欲しい!
人は食べ物が無いと生きていけません。魚は船が無いと獲れません。船は魚が売れないと造れません。魚がいくら売れても、人がいないと船は動きません。
これからもずっと取り続けられるように人が働きやすい船として考えて作られた船です。
このような船で獲れるカジキ。名前を知らない人は「こちら」で確認してくださいね。
学校で印刷できるカジキの実物大資料も紹介しています。
大変な思いをして獲ってくる魚たち。残さず食べて下さいね。