海藻を浮かべてみよう。アカモク
海藻を観察してみよう!
買ってきたアカモク(茹でてない生)をコップに入れて横から見ると・・・
浮かびました。葉っぱや風船形など、いろいろな形があります。
アカモク(赤藻屑)は一年で4メートルにもなる海藻で、最後はちぎれて海を漂います。
ゴミのようなイメージを持っている人もいるかもしれませんが、その藻くずは小魚の絶好の隠れ家。ブリの赤ちゃんは、藻につくのでモジャコ(藻雑魚)と呼ばれます。
モジャコを捕まえて養殖場で太らせると、ハマチ(ブリ)になるのです。
海藻は、モジャコだけでなく、様々な生き物の隠れ家。
ワレカラやヨコエビ君たちが隠れていました。調理前にザルで水洗いすると、生きている子たちが出てくる場合もあります。すぐに乾かせばコレクションにもなりますね。
こんな子たちを食べて、海の魚も大きくなって、それをみんなが食べて大きくなるんですね。
海の藻屑は消えてしまうの??
実は、一部は消えません。
海の底で土に埋まり、海藻に含まれる炭素を貯金する役目なので、ブルーカーボンとして注目されているのです。