レジ袋を魚が食べる?食べないように苦くすれば食べなくなる??
魚が嫌う袋
海に流れてしまうと魚やウミガメが食べてしまう事もあるレジ袋。
シッカリ分別する事が大事なのは当然ですが、分別後にゴミ箱からあふれたり、台風などで飛ばされたりと、万一海に流れてた時の事を考えることも重要です。
そこで、苦くすれば食べなくなるのでは?と高校生が考えました。「高校の発表はこちら」「NHKの記事はこちら」
その考えに共感した㈱シモジマさんが共同開発して、世界一苦いと言われる「デナトニウム」を混ぜることで、魚が吐き出す袋を開発し、付けられた名前はエネルフィッシュ(エネルギッシュな魚を取り戻したい!)。
エネルフィッシュの特徴
①魚が嫌う「デナトニウム」で魚の誤食を防ぐ。
→確かに舐めると苦い!魚が吐き出すことに納得??
②分解される!
海の中で、一年で水と二酸化炭素に分解されてビニール袋の形が消滅します。
※注意書きに「海には絶対捨てないで!一年以内で使い切ってください!」とあります。
ポイ捨てしていい袋という事ではなく、普通にしっかりと分別して捨てるのが基本です。
ただ、風が強い日等にフワッと袋が飛んで行って海に落ちてしまう場合等にも、極力環境への影響が少ないように分解される・魚が食べないという特徴を持たせています。
でも・・・値段は??
既存の袋より高く、一枚でイワシが一尾買えてしまうぐらいですが、今なら、広告費用としてがディスカウントあるそうです。
㈱シモジマさんの名前とお店などの名前を書くことでリーズナブルに提供可能とのこと。先着順らしいので、スーパー関係者で興味のある方は連絡してみて下さい。
JF銚子さんで使われている袋は、右がマイワシ、左がマサバかな??
袋にお金をかけたくない??モノの値段について
皆さんが好きな事、モノ、共感したものにお金を払うことで、その製品を応援する事につながり、その製品が世の中に増え、皆さんが好きな物が身の回りに増えていきます。逆に安い値段ばかり追い求めていると、安ものだらけの世界になります。
そんなことも考えながら、どんなモノやコトに囲まれて生活をしたいかを考えてみて下さい。
チョットお金がかかっても・・・魚が食べない袋にかかる余分なコストが、ちょっとイイコトしているなという嬉しい気持ちになるのも事実。
何が大事か考えてみてもいいですね。もちろん、袋を使わないと断ることも一つの手です。
結局デナトニウムって何?どこにあるの?
ギネスにも認定されている世界一苦い物質で、ドラム缶250本に一滴入れただけでも苦みを感じられるほどとのこと。
間違って飲むと危険な殺虫剤、子供のおもちゃ、洗剤などにも混ぜられているので、間違ったりわからないまま飲み込むことを防ぐ事ができるのです。
そんなデナトニウム、キミの家にもあるかもしれません。
ヒントは「こちら」!