日本の海 潮の流れや海流を覚える!
日本の海は魚が沢山獲れる場所
魚が大きくなるためには、大きな魚は小さな魚を、小さな魚は小さな餌を食べます。
小さな餌は、プランクトン(浮遊生物)と呼ばれ、海を漂います。
このプランクトンの餌は、海底に多い栄養分です。
栄養分は、潮の流れによって海の表面に上がってきます。
日本のまわりは潮の流れが多いので、プランクトンが良く育ち、小さな魚も大きな魚も良く育ちます。
寒い海が好きな魚、暖かい海が好きな魚によって、とれる魚は違います。
また、季節によって暖かい海の場所が変わるので、季節によって取れる魚は変わります。
潮の流れは海流とも呼ばれ、暖流と寒流が合う地域は特に魚が多くとれます。
海流を覚えよう!
暖流(だんりゅう)と寒流(寒流)
南の島は暖かい。なので、南から流れてくる海流は暖流、北から流れてくる海流は寒流です。
暖流は・・・ 対馬海流(つしまかいりゅう)と黒潮(日本海流:にほんかいりゅう)
暖流にはカツオやマグロが乗ってきます。
背中が黒い彼らが南から来る・・・黒潮!と覚えちゃいましょう。カツオ一本釣りはこの海流で取ることが多いです。日本海流とも呼び日本海と混乱しそうですが、日本海で一本釣りはしないから太平洋側を流れる!と覚えましょう。
日本海側に流れると対馬(つしま)という島がありますニャン。そう、ツシマヤマネコがいる場所ですよ。なので対馬海流と呼びます。
寒流は・・・ 親潮(千島海流:ちしまかいりゅう)とリマン海流
お父さんお母さんは親なので上から(北からきた)流れてくるのは親潮!です。
千島列島があるので千島海流とも呼び、太平洋側を流れます。
ここでも対馬と千島が混乱しそうだけれど、間違わないようにするニャン!
リマンはロシア語で河口という意味。なのでロシア側に流れるリマン海流!と覚えれば間違いません。
さらリーマンの私が言うんだから間違いなし!
日本は島国。海の幸を楽しもう!
日本はグルッと一周海に囲まれており、暖かい流れが南から、冷たい流れが北から流れてきます。
魚を食べるには絶好の国ですね。