メルマガ 海蔵寺りかこの “なーるほど、水産販促企画” 2021.1~

“なーるほど、水産販促企画”  (21)  鮮魚専門店の「寿司」(メルマガ2021年2月号)=NEW!!

“なーるほど、水産販促企画”  (20)  流行の予感(メルマガ2021年1月号)

 

“なーるほど、水産販促企画”  (19)号までの記事は、こちらからご覧ください。

 

 

 

 

 

メルマガ2021年2月号

 

鮮魚専門店の「寿司」

 

暦の上では春。まだまだ寒い日もありますが、年を重ねるごとに寒い日が続く期間が短くなり、暖かい日の出現が増えているように感じます。

今年の節分、首都圏は当初雨予報でしたが、朝のうちにやみ気温は15℃以上に上昇、日々の内食に変化を求める人々への絶好の仕掛けとなりました。動きの良さとフードロスの視点から18時頃には売り切れというお店は多かったようです。

そもそも恵方巻が広がった頃は、シンプルな太巻、惣菜や寿司専門店が主体の仕掛けでした。が、今では「海鮮巻」が主役、そして恵方巻と土用丑は鮮魚専門店の方が圧倒的に勢いあります。日々魚と向き合っている鮮魚専門店の恵方巻は、材料の鮮度感、シズル感が抜群、「美味しい生魚を薄い舎利と海苔で止める程度に巻く」形状になっています。特に首都圏は鮪のグレードと品質が決め手です。惣菜部門では、もともと寿司を扱っているところはともかく、素材の一つとして鮮魚を扱っているところは「太巻の中身が魚に変わりました」という商品規格になりがちです。

ワクチン接種、人々の往来ができるようになっても、世の中がコロナ前に戻るには22年春以降、という読みが一般的です。そのような環境下、巻物は「自宅で寿司や刺身は食べたいけど、ちょっとお高い」という不満に対し、安価で簡単に食べられお腹を満たすというメリットがあり、節分に限らずまだまだチャンスがあります。実際に節分後も海鮮巻を大きく品揃えしている鮮魚専門店が見られました。

鮮魚店での寿司での成功のために一番大切なのは「海鮮系以外の材料の品質をあげること」ではないでしょうか。私は節分当日、海鮮巻で有名な店のものを買って食べましたが、とにかく「ガリ」が美味しくない、口直しに「ガリ」を食べるためにがっかりさせられました。それ以上に大切なのは舎利で、やや小粒で粒立ちがよく、口の中で魚と一緒に味わえるものが寿司としての真骨頂です。

これからも鮮魚専門店のおいしい寿司に期待しています。

 

 

 

 

 

メルマガ2021年1月号

 

流行の予感

 

コロナに終始した2020年、2021年こそはコロナを克服して・・と誰もが思っていた矢先からの緊急事態宣言、出鼻をくじかれた感じですが、なんとか夢と希望をもっていきましょう。

 

新年になり、「今年の流行りモノ予測」がいたるところであふれています。いずれの予測も前提として、コロナで否応なしに変えられた生活様式に人々の価値観がついていく、という考えがあります。首都圏と地方圏の地理的・時間的な距離感はなくなり、遠くで頑張っている人たちも名産品も身近なモノ、仲間、という感覚は強くなっています。その流れの中で、魚関連の商材もどんどん進化しています。

 

まず、魚をより簡便に、かつ家庭での食卓が華やか、豊かになるような加工品は注目株。今や、粒状、粉状にしてかけるモノやオイル付け・アヒージョなどがニューファミリー層にヒットしています。光文社「Mart」2月号でも「今年流行るもの」として

・MRC社「カツオ×カケル」

・高橋水産「ちりめんアヒージョ」

等が紹介されていました。特に「ちりめんアヒージョ」は、日本ギフト大賞2019ふるさとギフト最高賞を受賞しています。私も前職で「いわしの削り節」を仕掛けましたが、ごはんや麺類にのせたり、おにぎりにしたり、とにかく仕掛ければ仕掛けるだけ売れました。今迄売り物にならなかったものも原料を使いやすい形状に加工できませんか。そして、「今迄捨てていたものを丁寧に加工して売り物にしました」とPRすることで、サスティナブルな取り組みとして共感消費につながるのではないでしょうか。

 

さらに、料理のジャンルを超え、魚介類のメニューが進化しています。

私自身、「これは!」と思い即買いしたのが、「アタラシイヒモノ」です。干物をスパイスなどをふんだんに使い洋風に仕上げたもの。これだけだと、「そうはいってもグリルで焼くのも面倒だし」と思いがち・・・そこが違う!!フライパンなどで簡単にメインディッシュになってしまうのです。中には干物をそのまま炊飯器に入れて炊き上げるレシピもあります。是非一度ご覧ください。

アタラシイヒモノ | Atarashii Himono

そして、今は苦戦気味の外食でも注目株が。韓国料理で「エビロールサムギョプサル」要するに、三枚肉が海老に代わり、トルティーやの皮にのせ、チーズやキムチなどトッピングして食べるメニューです。これからのバーベキューシーズン、主役は肉から海老へ?!

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