水産高校で出前授業 中南米の味と文化に出会った!

一般社団法人 日本ラテンアメリカカリブ振興協会 ビジネスリサーチアドバイザー 三橋智寿子

日本とラテンアメリカ・カリブ海の諸国の交流促進を目指す「一般社団法人 日本ラテンアメリカカリブ振興協会(JAPOLAC)」は2023年10月10日、活動の一環として静岡県の焼津水産高校を訪れ、中南米の食文化を紹介する出前授業を行いました。

今回の特別授業に参加したのは食品科学科の生徒38名。JAPOLACのスタッフが中南米の地理や文化について説明した後、ドミニカ出身のシェフがドミニカとパナマの料理3品を実演しました。

(写真)生徒たちが作った料理

1品目は「エビ、アボカド、トマトのサラダ」。エビとアボカドとトマトをオリーブオイルとスパイスで和えたシンプルなサラダで、ラテンアメリカとカリブ海全域で食べられていて、とても人気があります。

2品目は、パナマの「シーフードとココナッツのスープ」。家族で集まる際やパーティーなど、特別な日によく食べられる料理です。この日はアブラカレイとエビ、アサリ、イカ、ムール貝などのシーフードをたっぷり入れ、玉ねぎや里芋、長いも、ポテト、カボチャ、セロリなどの野菜と一緒にじっくり煮込みました。

最後の3品目はドミニカを始めとするカリブ海の料理「魚の煮込み」です。週末や家族が集まる際に出されます。大きな鯛の切り身と、玉ねぎやパプリカ、ピーマンなどの野菜を鍋に入れ、トマトピューレで煮込んだ後、ニンニクや塩、レモンで味付けします。

生徒たちはそれぞれのテーブルで食材や調味料を受け取り、シェフの実演を見ながら料理に挑戦。シェフが各テーブルを回りながら手順を説明し、生徒たちは興味津々に料理に取り組みました。生徒たちはシェフと楽しくコミュニケーションをとりながら調理を進め、約2時間で3品の料理が完成です!

(写真)ジュディさんに教わりながら調理をする生徒たち

授業の最後には、JAPOLACの代表理事で元駐日パナマ大使のリッテル・ディアスが感想を述べ、「日本と中南米は遠いですが、共通点もいっぱいあります。食に関する一番の共通点はどちらも米文化という点です。今日はパナマとドミニカの料理を皆さんに紹介できて嬉しいです」とコメントしました。

(写真)最後はJAPOLAC代表理事リッテル・ディアスの挨拶

JAPOLACは今後もこのような機会を通じて、日本とラテンアメリカ・カリブ海諸国の交流と結びつきを深めていく活動を意欲的に続けてまいります。

 

出前授業をご希望の方は、下記までご連絡ください。

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JAPOLAC(一般社団法人 日本ラテンアメリカカリブ振興協会)

ビジネスリサーチアドバイザー

三橋智寿子

mitsuhashi※japolac.com ←米印を@マークに変えて発信してください。

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*この出前授業の報告レポートの詳細全文を読まれたい方は「こちら」へ

 

 

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