食の安全 包装 楽しみながら知ってほしい!
食の安全に重要な包装
ホコリやゴミ、虫、湿気等々が入らないために守ってくれる包装資材。
色々な素材で工夫が隠されています。
おいしくポテチを食べられるように、酸素や湿気を遮るように、開ける部分がしっかりふさがっていたりしますね。
これは、熱をかけて溶かしながらギュッと押さえることで、冷えてしっかり封がされる素材でヒートシールで閉じています。
缶詰のスチールは熱で溶かすことはできないので、力でギュッと巻きながら締めます。
その後高温高圧で缶詰を作れば中にバイキンはいない!という事で常温保存ができるのです。
包装資材で遊ぼう!
どんな特徴がある素材か分かると、楽しく遊べる場合もあります。
台湾で買ってきたジュース。アルミ缶の周りに熱で縮んでピタッとくっつくタイプの包材が使われていました。日本では、缶に直接印刷されているので、あまり見ないパターンですね。
これで・・・自分だけのお気に入りを作ってしまいましょう。
もちろん、売ったりしてはダメですよ。
↓上と下をカッターで切ります。
↓ズズっと横に動かして取り外します。
↓スポッとキレイにとれました。
この包材は、横向き⇔は縮みますが、縦向き⇕には縮みません。
↓立て向きの長さがちょうどいい金魚のエサ入れを準備。
↓熱湯を準備して、火を止めてから、お湯に入れます。
↓最初はこんな感じでギュギュっと縮みました。
↓全体をお湯につけると全体がピタッとくっつき、完成です。
アルミ缶の周りに色を付けるのは、例えば何十万缶から出ないと作れない場合があります。
そんなに多く作っても売れずに困る場合は、1000缶でも作れるように包材でピタッとくっつけるタイプで作ります。
2018年の2月にブランド店でお寿司を振舞うイベントがあり、その時配布された思い入れのあるボトルを取っておきたくて、塩の容器に・・・・。
最近は包装資材を極力少なくするために変わってきており、キュッと縮まないタイプもあります。
ペットボトルから外して・・・
牛乳瓶にくっつけたい!
火を止めてからジャポン!
くっ付いている接着剤?が熱で剥がれただけで、青い部分は縮みませんでした。
他の資材包材は??
他にも、インスタントヌードルの周囲のビニールも同じように熱でキュッと縮むシュリンク包装されています。どうやっているのかな?と観察してみてくださいね。
魚の真空パックは?
魚等でよく見る真空パックは、熱をかけると中に熱がかかってしまうので、熱でピタッとする方法は使えません。
真空にしてヒートシールして、常圧に戻すとピタッとするので空気が無くなり酸化しないで長期間冷凍保管ができるようになります。