「まな板の正しい洗い方」いきなりお湯をかけるのはNG?

まな板には細かい傷(みぞ)が無数についています!

毎日使う「まな板」。実は、食器用洗剤でサッと洗うだけでは、細かい傷に入り込んだ雑菌や汚れがたっぷり残っているかもしれません。

例えるなら、「泥だらけの手を、水だけでパチャパチャ洗って綺麗になったと思い込んでいる」のと同じ状態です。

一度細菌が付着すると洗い残しを栄養分にしてどんどん増殖します。まな板は直接食材を置く場所です。お刺身など生食するものも触れるため、日々のお手入れや除菌方法をしっかり学びましょう。

流れは「洗浄」→「除菌」

【洗浄方法】

①流水で表面の汚れを洗い流す。

脂分の多い肉や魚を切った後は、40℃程度の温水が効果的。ただし、熱いお湯(60℃以上)をかけると、肉や魚などのタンパク質の汚れが熱で固まり落としにくくなり逆効果なので注意!

例)生の鶏肉を切った後に熱湯をかけると…固まって流れない!

②中性洗剤を使用して、スポンジやブラシでこすり洗いする。

表面はもちろん裏面・側面・取っ手等の全体を丁寧に洗う。

特にまな板表面につく包丁の傷目には汚れが入り込みやすく、細菌も増殖しやすいため、縦、横、斜めにこすり洗いする。(包丁の傷目は直線状のため、円状にぐるぐるこするよりも効果的です。)

③流水でよくすすぐ。

④清潔な場所で乾燥させる。または乾いた清潔なダスターで水分をふき取る。

日常のお手入れはここまでで大丈夫です。

丁寧な洗浄を行っても時間経過によって黒い汚れや着色が目立つようになりますので、定期的な除菌をおすすめします↓↓

【除菌方法】(塩素系除菌漂白剤→プラスチック製、ゴム製)

①台所用漂白剤(塩素系除菌漂白剤)を商品の取扱方法に従い希釈し、まな板を浸漬する。

まな板が浮いたりして全体を浸漬できない場合は、全体をキッチンペーパーや布巾で覆い、その上から漂白剤をかけることで、全体を浸しておくのと同様の効果が得られます。

②使用した漂白剤に応じた時間(およそ30分程度)浸漬する。

③流水でよくすすぐ。

④清潔な場所で乾燥させる。または乾いた清潔なダスターで水分をふき取る。

※木製まな板は、塩素系除菌漂白剤を使用すると変色する場合があるため注意して下さい。

若干の着色は残っていますが、かなり綺麗になります。

【除菌方法】(熱湯→木製、プラスチック製、ゴム製)

①まな板全体に熱湯(85℃以上)をかける。※洗浄後

熱湯の温度が低い場合やかけ漏れ部分があると、かえって雑菌の繁殖を促すため注意しましょう。

熱湯をかけた後、水道水(冷水)をかけ、まな板全体の温度を早く下げる(細菌が増殖しやすい温度帯30~40℃を早く通過させる)とより細菌の増殖を防ぐことができます。

②清潔な場所で乾燥させる。

重ねると乾燥せずにカビが生えたりします。風通しが良い場所でしっかり乾かしてから重ねたり閉まったりしましょう。

まな板を使う時のポイント

木製のまな板は乾いた状態で食材をのせて切ると、アクや脂などがしみ込みやすくなります。

使う前にさっとぬらして、固く絞ったふきんで水気を取ってから使うと汚れや匂いがつきづらいです。

魚も同じです。

他、魚は海水中や内臓に食中毒の原因が潜んでいます。

ウロコや内臓を抜いて真水で流すまではシンクの中で、その後にまな板に載せると安心です。

数が多い場合はドンドンさばいてから魚達をよく洗い、そのタイミングでまな板もいったん洗ってからお刺し身にしたりと、食中毒が起きないように、効率よい方法を探してみてください。

魚さばきのヒントは「こちら」

 

【参考文献】

ライオンハイジーン株式会社

花王プロフェッショナルサービス

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