魚の骨からヒモのような寄生虫?

魚の骨の中から柔らかいヒモが?

背骨から白っぽくて、やわらかい、ヒモのようなそうめんのようながモノが出てきました。

ミミズのようだけど、動かない。いったいこれは何??

答え:神経!

頭からしっぽまでヒモのように伸びている神経。

背骨をバサッと包丁で切ってしまうと、骨と一緒に神経も切れて見れませんが、背骨を切らずに、骨をねじって外した場合等に、この神経がひも状に出てくることがあります。

↓針金が通っている位置。骨を一部切り取っています。

↓穴が開いている場所は血が通っている場所。その上の白い部分が神経。

神経は食べても大丈夫なので、アラ汁等で食べてしまいましょう。

神経締めとは?

「神経締め」では、この神経を壊すためにワイヤーや針金を通します。

そうする事で、電気信号が通らなくなり、筋肉の分解が遅くなるので鮮度がより長く保てます。

値段は高くなりますが、一番美味しい状態の魚を出したいお店は入手しようと頑張ります。

 

刺身の鮮度の旨味について気になってしまったら「こちら」から。手間をかけて神経締めをする理由がわかるハズです。

 

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