魚を運ぶ 活魚 生きた魚介類を運ぶ!
生きた魚介類はどう運ぶ?
活魚(かつぎょ)とも呼ばれる、生きた魚介類。手間はかかりますが、活魚で欲しい人のために、生きたまま市場に並ぶこともあります。
石川県の金沢市場で生きたイカがセリにかけられていました。船・海からすぐ近くの産地市場、地元ならではの光景ですね。
海では波などで酸素が海水に溶け込みますが、何もしない水槽だと魚達が苦しくなるので、左側に空気の泡が見えています。
都会で生きた魚介類が欲しい!
産地市場から離れた消費市場でも、生きた魚介類が欲しい人たちがいます。
鮮度が一番!というお客さんのため、そして自分で魚を締めていつもと同じ味わいに熟成させたい!(料理人の腕の見せ所!)という料理人さんが欲しがるのです。
色々な運び方 活魚車(カツギョシャ)
車で生きた魚を運ぶ方法です。
大きな水槽の中に魚を入れて、市場まで運ぶのです。
水槽の中で自由に泳がせている場合もありますが、ぶつかり合って弱ってしまう場合もある上に、沢山運べなくなる場合もあるので、鯛の場合は、カゴに頭としっぽを交互に10匹入れてしまう場合もあります。
鯛を運ぶためのカゴです。
少しかわいそうな気もしますが、このように沢山運ぶことができると、みんながお手頃価格で食べる事ができるのです。
色々な運び方 袋で発送
車で運ぶと量が多すぎる!お店にお届けする場合は、ヒラメ一匹、ボタンエビ5匹でも十分!
そんな時はこのように。
1‐2日であれば、袋に酸素を多めに入れて、外側の氷で冷やしてあげれば生きたままお届けできます。
大きすぎない、暴れない、トゲがない等、全部の魚介類でできるわけではありませんが。
オマケ 自転車
近くなら自転車でカニを運んでもOKですね。
このように、生きた魚を運ぶ方法にもいろいろあるのです。