スダレガイの食べ方!大型で赤い足が特徴の美味しい貝!

スダレガイとは

聞きなれない名前かもしれませんが、アサリとおなじ、マルスダレガイ科の貝です。

スダレ模様と赤い足がキレイなこの貝を、市場で買ってみました。

赤い足(斧足)がグニョングニョン動く!

市場で見た時から足を動かしていたスダレ貝。

かなり元気に動き、貝が重なっている状態だと貝殻が半回転するように斧足を動かします。

これでツメタガイやヒトデ等の敵から逃げたり、砂に潜ったりするのですね。

真ん中の子は水管を貝殻で挟んで半分切れてしまっています。

たまに斧足を挟んで切ってしまう子もいて、ソコをお刺し身にしたいトリガイ等は商品価値が無くなってしまいますが・・・開くまでわからない事もあります。

↓トリガイも足がビヨンビヨン動きます。この状態で驚いて殻を閉じてしまうと・・・・😢

食べ方・・・酒蒸し!

大きめなので、酒蒸しが一番!と思い、蒸しました。

貝殻が大きいので、お皿に載せるととても邪魔です。

熱をかけると貝殻から身だけコロリと外れるので、お皿に盛りつけて食べるのがおススメ。

貝が苦手!という人も、斧足周辺だけだと食べやすかったようです。

↓ばらして右側だけ食べる!左側は貝好きが食べる!

初挑戦の人は赤い色の斧足部分を切ってお刺し身で食べるのもおススメ。

もちろん他の部分もパクっと食べてくださいね。

生貝からお刺し身!

熱を通さずに食べていいのは斧足部分とヒモだけ。

じん帯を切って、貝を開けて貝柱をスプーンで貝柱を剥がして・・・

斧足だけを切ればお刺し身ができます。内臓部分が付いてないか断面を確認してから海水を真水でざっと流してから召し上がれ!

そのままでもいいですが、↓トリガイのように横に切り開いてもいいです。

↓開いてゆでて、形を整えるとトリガイは、こんな形になります。

家では、残った部分は酒蒸しにすれば無駄なく食べられます。

注意!

私の経験不足かもしれませんが、18個購入して2回に分けて料理したところ、2つが外れ!でした。

まず、9個を酒蒸しにしたところ、潮の香りが強すぎて、貝好きの私でも苦手な香りと考えて換気扇をフルパワーで回しました。そして・・・左の真ん中に一個開かない子がいました。

カガミガイのように、時間差で開くかなと、ちょっと過熱気味にしても開きません。

最終的に、強制的に包丁でじん帯部分を切って開いたところ・・・

↓右が開いた子。左が開かなかった子。

左の子は潮の香りではなく腐敗が始まっている匂いでした。

エラとヒモの色も変色しており、斧足も水管も縮んでいます。

右側の斧足が縮んでいるのは加熱気味だからですが、スダレガイ初挑戦とはいえ、気づかなかったことにショック。もっとしっかりカチカチ叩いて調べるべきだったか。

※↓正常だとパカッと開いてプックラとした状態で食べる事ができます。

さて気を取り直してお刺身で食べようとした残り9個のうち、一つを開いた時に、泥が出てきました。

お、こんな泥の中で育っているんだなと納得したのですが・・・

これをアクアパッツァの上で開けたり、酒蒸しの他の子たちがいる状態で開けてしまっては目も当てられません。

というわけで、開かない貝は別の場所に隔離してから確認がおススメ。

そもそも一定数このような子たちが入ってしまう場合があるので、料理前にカチカチぶつけて音に違和感が無いか確認も重要です。

それでも心配な場合は別のお鍋で蒸して開いた子だけを上に置くなどで、汚染範囲が広がらないようにすると完璧です。

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