ギンカガミをさばく!生きた化石?《未利用・低利用魚》

世界中で1科1属1種のとても珍しいお魚。ギンカガミ!

鹿児島県の定置網でとれたギンカガミをさばいて食べてみたのでご紹介!

この魚、なんと約6,000万年前からほぼ姿を変えずに生き延びているらしい。まさに生きた化石。しかも、世界中で1科1属1種のとても珍しいお魚。

見た目はその名のとおり、鏡のように銀色ピカピカ。フォルムはフグのようにまん丸お腹で英名ではムーンフィッシュ(お月様のような魚)と呼ばれるそうです。

背中は少し青みがかっていて、サワラのような斑点模様。上を泳ぐ敵から見つからないようにかな?

小さなおちょぼ口を伸ばしてみたら…結構のびる!アジみたいに吸い込むようにして捕食しているのかな?

実はこの子、銀ピカでおなじみタチウオと同じようにウロコがなく、内臓も小さいため調理がとっても簡単です!魚料理は面倒…という方にこそうってつけ。

まずは塩焼き。初めての魚を食べるときは魚本来の味を知るためシンプルに。

体がウチワのようにとっても薄くて厚さ1cmぐらい、ペラペラで食べるとこあるの?とちょっと心配になりましたが、意外と身がとれます。しかもカレイのように細かい骨がなくて身離れがいいので、焼き魚が苦手な人でも食べやすいと思います。

味はサバのような青魚に近い味で旨味がしっかり。

皮目を炙ってお刺身にしてもおいしかったです。

今回はグリルで焼きましたが、体がとっても薄いので、チヂミみたいにフライパンで焼いたり、お野菜をのせてホイル焼き(蒸し)にしてポン酢で食べてもお手軽でおいしそうです!

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