あなたの隣に深海生物 ~活タカアシガニ4.3KGをスーパーで発見。

深海に行かなくても深海生物に会える!

2018年11月の土曜日の朝、東雲のスーパーで、沼津港直送の活きタカアシガニを発見。

発泡箱の周囲を見ると、4.3Kgの文字。

※よい子は買っていない魚をさわってはいけません。親もカニの撮影に夢中で子どもを放置してはいけません。

カニの目利き

マアジ数十尾分と安すぎる場合、「脱皮直後だから安いのだろうか」と疑いましょう。

指一本で殻の硬さを確認しましたが十分硬い。生きていて殻が硬いカニは間違いなく「買い」です。

空気ポンプもついて、水も含めると15Kg弱の発泡箱を車まで運んでもらう至れり尽くせり。タカアシガニに見惚れている間に子どもが触ってしまったアジ4尾と帰宅しました。

タカアシガニの楽しみ方

安全運転でも、ブレーキのたびにカニ水がトランク内にこぼれます。

家族には秘密にし通せば不安なことはありません。

通りかかった子どもたちにカニを触らせ、タカアシガニの説明をします。

タカアシガニの解体

足を延ばすと1.4メートルですが、足を折り曲げるとコンパクトです。

歯ブラシで泥を落としたカニを、ビニール袋を敷いたテーブルの上で解体します。

関節ごとに外し、フンドシ、甲羅、エラを取りました。味噌も形が残っているところは、さすが活カニ。

シャブシャブ

枕崎産の本枯節を削って利尻昆布でとった出汁を準備し、足はシャブシャブでも食べました。

刺身で塩分が強めだったので、シャブシャブが丁度良い美味しさでした。

体に対して足は細いが、それでも大人の親指2本分。

生きているタカアシガニ

水族館で。ハサミは挟むよりつまむ感じですね。

注意点

胴体の関節部分に、サボテンのようなトゲが生えていました。濡れている時は気にならなかったものの、標本にしようと乾かしたところ、トゲが固くなり危険だったので硬めの布でトゲをこすり落としました。そうする事で出前授業でも活用できるようになりました。

見かけたら、一家に一杯タカアシガニ。これいカニ?

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