貝の真珠 アコヤガイ以外の貝でも真珠が取れる!
貝の真珠はどこにできる?
真珠はそもそも貝殻の成分が貝の身の中でできたモノ。
証拠をお見せしましょう!
↑アコヤガイを準備して・・・↓開ける!
↓無いかしら?と触っていると・・・
発見!裏側が黒っぽくなってるけど、立派な真珠!やった!
真珠の大きさや形、色はそれぞれで、身の中にあると砂を吐かせても取れない事も。
そして、貝を食べるとジャリっとする嫌な感触と音の正体が、砂ではなく真珠であることも。
真珠の色は??
貝殻の内側の色が基本ですがバリエーションがあります。
きれいな虹色のアコヤガイの真珠は貝殻と虹色に。
ホタテやアサリは内側が白いので白い真珠ができます。
↓右上二つがホタテ、真ん中オレンジがツブガイ、その両脇がハマグリ!
お寿司屋さんで、大将が捨てそうになった真珠を女将さんがレスキュー。
ハマグリは美しい球で紫色。これはとてもステキ!
カキでもジャリっとすることがあったそうですが、お客さんが持って帰ってしまったほど貴重!
不快と感じるか、記念にするかはあなた次第!
そんなことを考えてカキを食べていたら、発見!
素敵な真珠の世界 どんな種類の貝から真珠が取れる?
アサリも、サルボウも、トリガイも、ホタテだって、貝であればどの種類でも真珠が入っている可能性はありますヨ!
カガミガイの真珠
ホンビノスに似たこんな貝のカガミガイ。
砂袋があるので必ずさばく必要があるので、真珠を見つける可能性が高い!
左側の親指の爪先あたりに・・プツプツとふくらみ発見!
噛むとヒビが入ってしまうけれど、さばいていれば割れずに完璧な真珠をゲット。
これを噛むと、砂利っとしてしまうのです。
アサリも同様にあるので、砂抜きでは・・・ジャリットした感じは実は完璧には無くならないのです。
トリガイの真珠
お寿司のネタでこんなの見たことありますね。
元の貝はこんな感じ。
身を開くと出てきました。
貝殻の赤っぽい色が付いています。
サルボウガイの真珠
揉んで刺身にしようかな??お!ッという感じで発見。
2粒あるのがわかるでしょうか?
真珠を食べても大丈夫??
食べてもいいかどうかは大きく2つのポイントがあります。
①お腹を壊さないか。
→貝殻と同じ成分なので毒があるわけではないです。飲み込んでも害はないでしょう。
②尖っていたり硬くてケガをしないか。
→真珠は尖った部分が無く、丸い形がほとんどなのでケガをする事はないでしょう。
歯が欠けるぐらい噛まない限りは大丈夫です。
真珠を食べたくない!ジャリッとした感触は嫌いだ!
ジャリッとした感覚、誰もがキライですよね。
目に見えるモノは料理人さんも見分けられますが、身の中にある場合はナカナカ見つかりません。
加工品であれば、エックス線異物選別機で発見できる場合もありますが、お味噌汁ではジャリっとしてしまう場合もあるかもしれません。
なので、このアサリ、砂抜きしてないじゃないか!と怒らないでくださいネ。
貝の真珠は取り切れない!そういうモノなのです。
でも、砂ではないと知れば、ちょっとは許せる気になります・・・よね??
魚の骨も同じですが、食べ物は自分の口でしっかりチェックしてから食べましょう。
歯は噛み砕くだけではなく、飲み込んでいいものかチェックする役目です。
自然のものなので、仕方なしと思える世の中になって欲しいなぁ・・・。