煮干しの解剖 耳石採取 体験学習
体験学習の準備と実施手順の説明です。
●煮干しの解剖 耳石採取
準備するもの
・煮干し各種(カタクチイワシ マアジ エソ トビウオ他)
・その他:黒い紙 筆記具 耳石採取用ワークシート セロテープ
実施時の手順
・「煮干し」の香りをチェック(出汁)
・魚体の構造 (口 ヒレ お尻 の位置)の確認
・水回りの設備が無くても、魚=実物が触れる
●レベル1 色の付いた紙の上で実習開始
・5種類ヒレを探す 尾びれ 胸びれ 背びれ 腹びれ 尻びれ
・目 → 色 形 (煮干し=白 魚の水晶体=球形)
・お尻の穴を探す → その位置まで内臓がある 割って確認
●レベル2 耳石を見つける
・耳石とは、頭蓋骨の中にある石=炭酸カルシウム
・平衡感覚を司る器官 背骨がある動物にはみんな有る
・種によって大きさと形が皆違う
●予行演習
レベル1のマアジの煮干しを解剖 頭蓋骨を見つけ、中にある耳石を見つける。 全員一緒に行う 資料ノート作成 (7分)
●本番
レベル2のカタクチイワシで時間まで競争。できた人は資料ノート記入後、まだできていない人に教える。煮干しを何尾使ってもOKだが、耳石をもらったり、手伝ってもらうのはダメ 自分で採取したものだけをファイルする 教える側も、手を出してはダメ 口だけで説明する(8分)
要点を教え合って、全員出来るのが目標
●尾頭付きが食べたくなる魔法のゲームです。
後日、いくつ集めたか、どんな魚の耳石を集めたか「見せっこ」すると良い。
(やり方を教えて、お家で食べて集め、ファイルする)
耳石コレクションと資料ノートのセットで完成
・耳石コレクション