シリーズ 耳石ハンターのすすめ ~ 美味しく、楽しく、お魚を食べる

神谷先生の連載8回目。耳石探しには慣れてきましたか?今回は前月と同様に「レベル3」に挑戦してみよう!!

第9回 耳石ハンター 良く似た魚の耳石を比べてみよう(2021年5月) = NEW!!

第8回 耳石ハンター「レベル3」カワハギに挑戦!(2021年3月)

第7回 耳石ハンター「レベル3」を目指そう!(2021年2月)

第6回 こんなに多い「耳石のかたち」(2021年1月)

第5回 冬場にピッタリ お家で出来る煮魚編(2020年12月)

第4回 マアジの塩焼き(2020年11月)

第3回 美味しく、楽しく、干物を食べる (2020年10月)

第2回 最初にやってみよう、煮干編 (2020年9月)

第1回 美味しく食べて、楽しく学習! (2020年8月)

 

 

2021年4月

 

 

第9回 耳石の取り方がわかったところで、良く似た魚の耳石を比べてみよう。

例えば

シシャモとキャペリン(市販の子持ちシシャモ=カラフトシシャモ)

これは、シシャモ

一方、これはキャペリン(干物)子持ちシシャモ

 

耳石を比べてみると…

大きさも、形も違うが、どちらも採取レベル1の「やさしい」

ついでにこんな比較も…

 

スズキとヒラスズキ 良く似た魚だが…

スズキの頭部↑

↑こちらはヒラスズキの頭部

耳石の形が違う 頭蓋骨の大きさも違う

 

例えば、同じ種類の大きさ違いでは、どうだろう?

愛知県産深海魚「ハゲヤセムツ」の場合

形は同じでも、大きさが違うネ(単純に大きさ違い)

 

耳石を比べることで、見えて来るモノもある

やってみよう!比べてみよう!

 

カレイとヒラメ

アジとサバ…

耳石をとって、比べてみよう!

 

次回は写真の撮り方

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

2021年3月

 

第8回 耳石ハンター「レベル3」カワハギに挑戦!

 

レベル3

カワハギの耳石はレベル3
とても小さく、素手ではとれない。
ピンセット、それも先の尖った専用のモノが要る。

耳石ハンターの憧れ
レベル3
挑戦したいあなたへ、ヒント!

一般的には食べる前、生から、とった方が取りやすい。
加熱すると、三半規管が白濁し
白い耳石を隠してしまうからさ。

カワハギ 福岡 200g
採取レベル3  ★★★☆

ザビエルカットしたところ

頭蓋骨を上から覗く

三半規管の中にある

へんぺい石
礫石
星状石  こんな感じ レベル3

↑ウマズラハギの採取方

ウマヅラハギ 頭を塩茹でにしてみた

ウマヅラハギ 頭蓋骨の形が独特 脳ミソってどこに入っているんだろう?

ちっちゃい!レベル3★★★☆ 難しい

 

 

2021年2月

 

第7回 耳石ハンター「レベル3」を目指そう!

 

レベル3

耳石採取が慣れてきたところで「レベル3」に挑戦してみよう。
レベル3の耳石は、小さかったり、割れやすかったり。
どちらにしても、ピンセットやルーペなどの道具が必要になる。

まずは100均ショップを探してみよう
ピンセットは、細く先の尖ったモノがお勧め。
ルーペは、メガネ型や、固定台があった方が
両手が使えて便利!

let’s try!
挑戦してみよう!

例えば、サンマ
旬は秋だが、1年を通じて、入手可能な魚。加工品も数多い。
干物でも、解凍サンマでも、頭さえ付いていればオッケー!
干物、塩焼き、煮付けに、蒸し物…
料理方法は何でもオッケー!
まずは、美味しく頂こう。

「ごちそうさま」の後、30分が耳石ハンターの時間

秘技=「骨洗い」
準備するもの
湯呑み(口の広い器)
凹んだ作業台(色付き)
ハケ
先の尖ったピンセット
ルーペ
耳石ケース・資料ノート・筆記用具
全て100均ショップで揃う

手順
いつものように頭から頭蓋骨を取り出す
ここまでは、一緒!
次に頭蓋骨を分解したら
こんなふうに、必殺技を使う!
秘技!「骨洗い」〜‼︎

湯呑みに水を入れ、その中で
分解した頭蓋骨を、ハケなどを使いキレイに洗う。
とにかく、洗う。左右とも、丁寧に洗う。

これで、
「脳みそ」の破片と一緒に湯呑みの中に入った。
つまり、耳石は湯呑みの中にある!
1分待てば、水より重いものは沈む。

気をつけて観察してみよう!
上の方に水
下には沈殿物と分かれる。

そっと、上の水を捨て
沈殿物を含む水を凹んだ作業台へ移す。
これで、レベル3の耳石は、君の作業台の中にある。

水だけをティッシュや、ペーパータオルで
吸って除去

さあ、いよいよだよ。

作業台の上をルーペで見ながら仕分け作業
一個づつ、一個づつ
すると…

ほら、君ならもうわかるよね。
耳石発見の瞬間だ

レベル3を見つけると、感動モンだぜ!
はい、これがレベル3=サンマの耳石

ほら、できた!

ならば、次回は、頭蓋骨から
三半規管を見つけてみようか!
って、ステップアップ。

次回はレベル3
カワハギの仲間
食べる前にとる!です
乞うご期待

 

 

 

 

 

 

2021年1月

 

第6回 こんなに多い「耳石のかたち」

まるがた

↑ アカアマダイ

↑ アカガレイ

↑ ヒレグロ(ヤマガレイ)

 

だえんけい

↑ イサキ

↑ イシガレイ

↑ マダイ

 

ひしがた

↑ ボラ

↑ マダラ

↑ マナガツオ

 

ほそながい

↑ マエソ

↑マゴチ

↑ ようしょくカンパチ

 

いろいろなかたち

↑ シロサケ

↑ キンキ

↑ キンメ

↑ マサバ

 

耳石ハンターには記録は欠かせない。

そして、耳石ハンターのシンボルだ!

 

画像集

いろいろな耳石










 

2020年12月

 

第5回 冬場にピッタリ お家で出来る煮魚編

煮魚を食べて 耳石採取してみよう

耳石ハンター 中級編
煮魚を食べて 耳石をとろう!

塩焼きと違って、煮汁の色が骨につく。
お砂糖や醤油が入っているので手がベタつくこともある。

だから難易度がちょっぴり高い。中級編。
それでも、寒い季節には煮物は最高。
美味しい出汁が出るので、
季節のお野菜や、がんもどきなどと一緒に煮つければ
美味しい出汁が染み込んでご馳走になる。アイナメの煮付け編
プチッと!
https://drive.google.com/file/d/1iadDDhr_m-GyCbnU2BF5YrwqPOf8acQO/view?us
p=drivesdk
耳石採取の参考書 保存版 愛知県版
https://www.pref.aichi.jp/soshiki/suisan/0000020625.html

 

 

 

 

2020年11月

 

第4回 マアジの塩焼き

先ずは美味しく食べる

ウロコとりから

ウロコをとったら、「ゼイゴ」と呼ばれる特殊なウロコもとっておきましょう

エラと内臓を出したら、ヒレに多めに化粧塩をつけるとヒレが焼け落ちません

マアジの「塩焼き」

側線に沿って箸を突き刺し 背中の身と腹の身を分けるようにします

食べる時、気になる骨は ヒレを支える小さな骨と肋骨

背骨から垂直に出ている「肉間骨」はお尻の穴の少し後ろまでしかありません

背中の身と、お腹の身を食べたところで、骨をはずします

「下身」と骨分けます。魚をひっくり返すのはNG!カッコ悪いよ!

骨をはずす → スマートな食べ方です。

 

カッコよく食べられたかな?

よし! ここからが「耳石ハンター」の出番

マアジ 「耳石ハンター」採取レベル1 ★☆☆☆(やさしい)

耳石は頭蓋骨(ドクロ)の中にある

 

頭から頭蓋骨を取り出す エラぶたをはずす

骨から頭蓋骨を取り出す (左右のエラぶたをはずす)

頭蓋骨だけを黒い紙の上に乗せる

ここから先は黒い紙の上で作業します(耳石は白いので発見しやすくなります)

 

頭蓋骨から目玉をはずす

さあ、頭蓋骨を分解するよ

頭蓋骨を半分に分けてみた 右と左って感じ

 

半分に割った頭蓋骨の中に袋に入った「耳石」が見える

反対側も、こんな感じ

↑マアジ 黒い紙の上 パーツ数は少ない

 

←マアジの耳石

 

ゼリーのような袋(三半規管)に包まれている耳石発見

袋をペーパータオルなどでそっと拭いて取り除けば ほら!

黒い紙の上に「パーツ」を順序良く並べる

それがコツ!

簡単に見つかるものは「パーツ」の数が少なく

難しいモノは「パーツ」の数が多くなる

↑(アイナメ パーツ数多い)
食べ方は大日本水産会の発行する「おさかなbook 」17ページを見てね!

 

愛知県版です↓

https://www.pref.aichi.jp/soshiki/suisan/0000020625.html

 

 

2020年10月

 

第3回 美味しく、楽しく、干物を食べる

~いろいろな ひもの~ あたまつき

↑カラフトシシャモ 丸干し

 

↑ サンマ 背開き カギ開き(片袖開き)

 

↑アカカマス 背開き カギ開き

 

↑マアジ 腹開き スズメ開き(観音開き)

 

↑キンメ 腹開き スズメ開き

 

↑ヒレグロ(ヤマガレイ) レベル1(★☆☆☆)  まるぼし

 

さあ、やってみよう!

美味しく食べたら…

頭に注目!

頭から「ずがいこつ」をとりだす

レベル1 ★☆☆☆ やさしい

 

次は子持シシャモ(キャペリン)に挑戦してみよう!!

採取レベル2(★★☆☆)やや難しい

キャペリン(カラフトシシャモ) 黒い紙と先の尖ったピンセットを用意しましょう

 

 

2020年9月

 

第2回 最初にやってみよう、煮干編

 

美味しく食べて、食べた魚から耳石を集める耳石ハンター

頭さえ付いていれば料理方法は問わない

そこで、最初にやってみよう、煮干し編

 

お出汁をひく 煮干し=カタクチイワシに挑戦

ちょっと難しい、レベル2

 

 

やってみよう!レベル2

 

お味噌汁も作ってみよう!

しっかりお出汁をひけば、

めっちゃ美味いお味噌汁ができるよ

 

耳石ハンター

あったら便利 100均で買える道具

本来はピルケース でも耳石ケースにうってつけ

 

 

作業台とピンセット (ピンセットにも種類がある)

ピンセットは先が尖って細いものが便利。

耳石は白色だから、作業台は濃い色付きがお勧めだよ。

 

頭蓋骨の分解用に、ニッパーがあると便利

画像は、中骨抜き(これは100均には無いかもね)

 

資料ノートも作って、感想、耳石のスケッチなど

思ったことを記入しておこう

採取に失敗しても記入しておくのがコツ

これが、後々威力を発揮するからさ。

 

次回は、焼き魚に挑戦

 

 

 

 

 

 

2020年8月

 

第1回 美味しく食べて、楽しく学習!

お魚は骨があるから…
匂いがするから…
○○だから…

健康に良いのは分かっているけど、

食べる量が減っていませんか?

あれこれ食べない理由はあるけれど、

本当の理由は「食べたくない」から…かも。

食べろ!と言われりゃ、食べるけど
その場限りになりがちじゃ、ありませんか?
そんな人に
いつの間にか、お魚が食べたくなる不思議な提案

「食べた魚から耳石を取り出し、集める」
耳石ハンターのすすめ
美味しく食べて楽しく学習!
健康はもれなく付いてきます

第1回 提案

写真は長崎県産アカアマダイ(1.5㌔)の耳石

お魚を食べよう
食べ方

おさかなBOOK

プチッと!(17ページ(12)にあるよ)

食べ終わったお魚の骨から頭蓋骨を見つけよう!

頭蓋骨を見つけたら、その中に隠れている耳石を探してみよう。

そもそも耳石って何だ?

片足でバランスをとって立てるのも
耳石がセンサーの役割をしているから。

耳石は、背骨を持つ動物の頭蓋骨の中にある器官
「種」によって、大きさも、形も違う

集めた、耳石コレクション

食べた感想、耳石のスケッチなどを書いた
「資料ノート」も書いておこうか…

耳石は炭酸カルシウムでできている石
そのものズバリを火にかけない限り採取できる

つまり、
煮魚 焼き魚 刺身に天ぷら …

頭さえ付いていれば料理方法は問わない

やってみよう!  例えば 煮干しアジ

頭蓋骨は頭の中にある
耳石は頭蓋骨の中にある

動画はこちら!(YouTube)

プチッと!

マアジ 採取レベル1 やさしい

どう? できたかな?

次回はレベル2に挑戦してみよう

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