キクラゲ、オカヒジキ、ヤマフグ・・・海のモノ?山のモノ???
見た目や食感が似ている食べ物は、知名度のある有名な名前を借りることがあります。「あやかり鯛」と同じ作戦で、買う側もイメージが付きやすいのですが、海のモノなのか陸や山のモノなのかわかりにくくなる理由でもあります。
キクラゲ
山に生えてる茶色いキノコの仲間であるキクラゲ。
クラゲの食感に似ているからその名前が付きました。
見ていると、形もなんだかクラゲのようにも見えますが、「木の子」の仲間なので山に生えます。
炒め物で食感を楽しみながら、満足しました。
オカヒジキ
見た目が海藻のヒジキに似ていて陸に生えるので呼ばれるオカヒジキ。
ツナ缶と一緒に炒めてシャキシャキ食感が楽しめます。
確かに↓海のヒジキと似ています。
ヤマフグ
群馬県下仁田町の山の中を走っていると、フグが。
コンニャクイモの95%は群馬で作られ、その半分は下仁田だそうです。ネギだけじゃなかったのね!
刺身こんにゃくの食感がフグのようなので、ヤマフグと呼ぶそうです。なるほど!
ヤマクジラ
山で獲れるクジラとは、イノシシ肉の事です。
江戸時代に生類憐みの令で肉を食べてはいけない時代に直接呼ぶことを避けた時にできた呼ばれ方だそうで、他にもボタン肉(花の牡丹)と呼ばれる事もあります。
鹿はモミジ肉(紅葉)、馬はサクラ肉と呼ばれたりしました。
色々と歴史も関係してくる楽しい話題ですね。
海のものではないですが、食べ比べてみても楽しそうです。