魚のヒレのヒミツ 泳ぐためではないヒレも!
魚のヒレ
背びれ、胸びれ、腹びれ、しりびれ、尾びれの5種類があります。
ヒレそれぞれに役割が違います。
魚によっても違うのですが、何となく役割を覚えておくと、魚の動きが分かってきます。
それを知ってから水族館に行くと、とても楽しいです。
背びれ
丈夫な背びれは、泳ぐときに、まっすぐ進むために立てられるヒレで、たたむ場合もあります。
引っ込めるかで、横には動かしません。
丈夫でトゲが多いのも背びれの特徴です。
でも・・・タチウオは・・・背びれで泳ぎます。
ゆらゆらと美しい様子は水族館で見れたりしますよ。
チョット意外なところでは、アンコウのルアー(エスカ)も背びれです。
尾びれ
ひっこめたりせずにずっとそのままの尾びれは、左右にビュンビュン振ることで、前に進む事ができます。
マグロやカツオは力強く、尾びれを動かします。
サケなどはゆっくりと動かしながら泳ぐので、尾びれの形が異なります。
胸びれ
バランスを取ったり、方向転換するために使うので、上下に大きく動かす事ができます。
ホウボウは、歩くのに使ったり、派手なムナビレをパッと広げて目立たせた後に、サッとたたむことで隠れやすくしたり。
腹びれ
ムナビレと同じようにバランスを取るのに使います。
トゲが長く生えている鯛のような魚には注意!
しりびれ
しりびれの前にはお尻の穴があり、トゲがある魚が多いです。
お腹を守っているのでしょう。しりびれがほとんどない場合もあれば、ヒラメやカレイのように縁に沿って長くある魚もいます。
ヒトの手や足は魚のヒレでどこ?
ムナビレが手、ハラビレが足です。
両方とも左右2枚セットであるのが特徴です。
前から見るとよくわかるので、ムナビレとハラビレを広げて見てくださいね!
鯛はタイ変なのでアジとかがいいかな??