トビウオをさばく 塩焼き?ナメロウ?さんが焼き?ヒレをどうする?
トビウオとは
空を飛ぶ(滑空)する事で有名なトビウオ。
初夏に獲れるので、スーパーで見かけることも多いのではないでしょうか?
有名だけど買ったことがある人は少ないのは、ヒレをどうするかナゾだから?
基本的に他の魚と同じなので、見かけたら買ってみてください。
塩焼きの作り方
飛ぶのには重要なヒレも、さばいたり料理するには邪魔なだけ。
キッチンバサミでヒレを切り、ウロコを取って洗えばいいのです。
動画の子は、夜に光に集まったトビウオなので、ウロコがしっかり残っていますが、網で取られた子はウロコがほとんど獲れているハズです。
切れないハサミだったので、ハサミがキレイなら、もっとスムーズにできます。
動画では内臓も抜いていますが、塩焼きなら内臓を残して焼いても大丈夫です。↓
↑内臓そのまま塩焼きに。無胃魚なので気になりません。
三枚おろしの注意点
風を切って滑空するためのシリビレ根元に、しっかりとした骨が広がっています。
つみれにすると残りやすいので・・・包丁の先で斜めに押さえつけて(切るわけではない)
包丁は動かさずに、身を引っ張ることで、ベリっと引きちぎる。
見た目は良くないですが、格段に食べやすくなります。
最後に皮を剥がしていっちょ上がり!
トビウオの身に黄色い何かが!
皮を剥いだら完成ですが・・・黄色い模様が見えることも。
これは、ディディモゾイド。くすぐったそうな名前の寄生虫です。そのまま食べても害はありません。
↓あらま!これはちょっと目立つなぁ・・・。ナメロウorつみれ汁かな。
見た目で気になる人は、ディディモゾイド君がいない場所を選んでトビウオのお刺し身!
ヘイお待ちどう。
盛り付けイマイチですが・・・。
ナメロウ・つみれ・さんが焼きを作る
背骨の太い部分は砕けにくいので、ナメロウ用にスプーンで中落ちを取ったら頭と一緒にスープかな。
腹骨も大きめのトビウオはスープの出し取りかな。
残った身でミンチ肉を作ります。
腹骨は混ぜようかなどは人それぞれです。骨が硬いので注意しながらどうぞ。
包丁でトントン叩くの楽しいですが、50尾近く処理しないといけないので、時短でフードプロセッサーを利用。
↓混ざりやすいように。トビウオの身は適度な大きさにカット。
↓薬味はお好みでショウガ、大葉、ミョウガ、ネギ等。
↓良く混ざるように、壁についた身を下に落としながら30秒程度である程度固まりになったら完成。
6尾で300gぐらいのナメロウ・つみれが完成。
結局、5袋分1.5Kgとなり、到底食べきれないので即冷凍。
大人用は腹骨までなら十分食べられるかな。
子どもが食べられるように、骨なしスペシャルバージョンも作成。
食べる時に素早く流水解凍できるように薄く冷凍すれば、帰宅後に流水解凍して、お米を炊けば立派な夜ご飯が目の前に!
寄生虫が気になる人も、冷凍可加熱なら安心なのは覚えていますね。
寄生虫が気になった人は「こちら」でどうぞ。無害な子もいますし、カッコイイ子も紹介しています。
他の魚のさばき方等は「こちら」から!