マグロのサクに、おかしな切れ目が!食べても大丈夫?②
マグロの柵に切れ目が!
ミナミマグロの中トロ。大人の指ぐらいの、えぐり取られたような切れ目が入っていました。
横からも見てください!
スパッとえぐり取られた感じですが、とてもキレイな断面。
ナイフ?彫刻刀?何で切った?なぜ切った?などなど?マークが大量に出てきます。
ダルマザメ??という人もいるかもしれません。
↓裏側はこんな感じで、見慣れたマグロの刺し身ですよね。
削り取られた後ができるワケ
実はこれ、小骨や血合いを削り取った後なので、不思議な形ですが心配ありません。
意味わからん!という場合は、「こちら」の製造工程④番を見てください。
冷凍された硬い状態でグラインダーで削るので、このようなスパッと切れた後になるそうです。
冷凍状態でどこに骨があるか事前にわかっている場合は冷凍状態で取り去るのですね。
というわけで、異常ではないので食べても大丈夫です。
見た目が悪い商品を出していいの?
「見た目が悪いのを出すなんて‼失礼だ!」という方は、ちょっと待って下さい。
ココを捨てると・・・その分他の柵に値段が乗っかって高くなるので消費者にとっても損です。
食料が圧倒的に不足するこれからの時代、人が食べられる部分を捨てるのはわずかな場所でも避けるべきで、一人一人、一店舗一店舗ができる無駄ない努力がSGDsの観点からも必要です。
包丁で骨を取る場合も形は悪くなります「こちら」
クレーマーになるよりも、サクを自分で切り分けて楽しんだり、これは売れ残る?に割引になったら買い占めよう!等と作戦を立てて前向きに考えましょう。
マグロの柵の白い部分は食べていい?
白い筋・膜は、硬いのでしっかりと噛んで味わうのがおススメ。
お刺し身とは別にして食べたほうが食感も別で楽しめるので、薄ーく包丁で切り取ります。
もう少し!一回で切らず、少しずつ何回かに分けてもokですよ。
お刺し身用として売られていたので鮮度は問題なく、筋や膜の部分も生食okですが、軽く茹でたり炙ると筋が食べやすくなり、ポン酢が抜群に合います。
私はこのまま、お醤油をつけて(弾いてしまって付かないですが)しっかり噛みながらじんわり浸みだす油を堪能します。
形が悪いマグロを刺身を切るには?
自宅で刺身を引く場合、形は自由です。
いい形の場所は、こんな感じで。
グラインダー周辺部も味は変わりません。
裏返して置けば見つかりにくくなるので、腕の見せ所??
変態の領域
マグロの中トロなどは、スジが硬い!と言われる場合があります。
上の開いている部分です。
向きを考えて切っていくと、筋と筋なしを分けられます。
引っ張ると剥がせたりも。
改めて先ほどのお皿を見ると、右下あたりはこのようにしてスジ無しとして取り出したマグロの中トロなのでした、という事が分かります。
スジ部分は、食感固めが好きな人の一皿になったりという楽しみ方もあります。
白い筋も気にせずにススッとすべて刺し身に引いてしまってもいいのですが、色々な楽しみ方を覚えておいてくださいね!


















