資源管理調査:ミナミマグロのラベルでわかること
魚は永久に食べる事ができる資源!
石油などの使うと無くなる資源と違って、魚は増えた分だけを食べると、永久に食べ続けられる資源です。
でも多くとりすぎると数が少なくなってしまいます。
どれだけのマグロを捕まえているかを調べる調査があります。
市場での調査
ミナミマグロ(インドマグロ)の例では、水揚げ(港についた時点)ではすべてのミナミマグロに目印(タグ)をつけることが決まっています。
お魚屋さんからもらったミナミマグロの頭についていた下の写真では・・・・
日本(JP)の船(登録番号082)が2019年の598匹目に取ったミナミマグロだとわかります。
市場ではこんな感じで見れます。
ケープタウンの西(CPW)で取られた48.2Kgのミナミマグロ。「2018年に日本国籍の014番の船が362匹目に獲った」ことがわかります。
タグの調査は、マイナス60度の倉庫から出てきたばかりのマグロのカマ部分にあるこのタグを懐中電灯で照らしながら、いつ取られたマグロかを確認し、とられた時期と流通時期(食べられる時期)を計算してどれぐらいのミナミマグロが流通しているかを計算しています。
ずっと食べられるように、考えながら獲られているので、皆さんは安心して気持ちよくマグロを食べてくださいね。