わかめの色は何色?ゆでたら色が変わる?

わかめは何色?緑色じゃない??

お湯を入れるだけで飲めるわかめスープには、緑色のわかめが入っていますが・・・

海の中で見るワカメは緑色ではなく、茶色です。なぜ?知りたい!

ワカメの原藻(げんそう)

ゲンソウと読む、海から揚げられてそのままのワカメ。

↓200円で買ってきたうちの一部がこんな感じ。80㎝も!

↓一部を、まな板の上でチョット広げてみました。全体的に茶色い感じ。長い!

下が根本、上に行くとドンドン広がる感じです。

下の方の小さいのもこれから大きくなるハズだったかな?

葉の部分をゆでてみよう!

↓ハサミで四角く切った原藻を半分だけお湯に入れてみました。

左側がお湯で緑色に変わった状態で、生の状態は右側です。

もっと興味を持つために、ひと工夫して一緒に楽しみましょう!

型抜きで面白い形にしてみよう!

ワカメはヌルヌルなので、一枚で型を抜こうとしても滑ってうまくいきません。

↓そこで、ワカメをたたんで上からエイッと押します。

すると・・・たたみ方次第で失敗もありますが、こんな感じで型抜きできます。

開くとこんな感じ。残りはハサミで切って食べますよ。

※注意!しっかり押すと結構痛いので、よいこは型を押すときに布巾があるといいでしょう。

↓残ったものは、ハサミで一口サイズに切って

食べるときに型抜きしたワカメを探しながら食べると・・・・

いた!ジックリ探すと、↓お味噌汁やサラダで、これは根元部分だ!シャキシャキ!などとしっかり見ることができます。

ワカメで手品をしたい!マジックショー開始!

シッカリ色が変わるのを見たい場合は、お皿の上に載せます。

↓ヤケドに注意しながらお湯を注ぎます。一瞬で色が変わってキレイ!

 

ワカメが食べられる春先の楽しみですね。

ワカメをゆでると色が変わる理由は?

お湯に入れて色が変わる理由は、「緑と赤」が混ざって茶色に見えたワカメの色素のうち、赤が熱で壊れて黄色に変わり、「緑と黄」で緑色となるからです。

そのままお味噌汁の中で長い時間熱をかけると緑色が無くなってしまいます。

同じことは、エビやカニをお湯に入れたときにも見ることができます。

おすすめ料理

料理方法のおススメはシャブシャブです。色と味が楽しめます。

硬めの茎部分は酒と砂糖と醤油で炒め、メカブ部は刻んでツナ缶とポン酢を混ぜると美味しかったです。

冷凍しても大丈夫!

生の状態でも冷凍保管できます。ゆでてからでもOKです。

子どもたちに色を変える瞬間を見せたい場合は原藻を冷凍しておいてもいいですね。

ワカメの色が変わる瞬間と食感で、季節を楽しむ幸せな食卓にしてくださいね。

ワカメを買ってきたら・・・

海の中で揺られていたワカメ。豊かな海の証拠が残っている事があります!

まずはお水でざっと洗います。

すると・・・ワカメについていたものが取れます。

↓左上と真ん中あたりわかりますか?

↓赤い海藻が。カワイイ!

ヨコエビ?のような甲殻類が。カワイイ!

指で触っていると、硬い石や貝の赤ちゃんが付いている場合もあるので、取りましょう。

親指の上の稚貝

とても可愛らしい!

このように、ワカメに砂や貝、中にはチリメンモンスターが入っている事もあります。
その様なモノを見つけたときは、「豊かな海」であることを考えると、楽しい気持ちで食卓が囲めると思います。

キャベツに青虫が付いていた場合も一緒ですよね??!

是非見つけてほしいおススメのワレカラは「こちら」

こういうものを食べてお魚も美味しく大きくなるのです。

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