ウロコの役目、成長の証拠 (年輪?日輪?)

ウロコの役目

敵に襲われたときに鱗がヨロイになって守ったり、海では水分が身体の外に出て行かないようになど、ウロコは体を守るためにあります。

アジ ゼイゴがナイフのようにトゲトゲに

 

マアナゴ ウロコが退化してほとんどなくなる

変わりにヌルヌルして狭い場所に潜りやすい。

ハリセンボン トゲトゲに。

食べたら大変なことになるので、ゆっくり泳いでいても食べる魚はいません。

 

どのような形のウロコでも、それぞれ生き残るための戦略なのです。

 

ウロコを噛まれるとどうなるか?

さすがに泳いで追いかけて噛めないので、モリで突いてみると、こんな感じでウロコだけが残りました。獲りたかった・・・。

一枚が3cmちょっとある、ブダイのウロコ。ブダイはさっと逃げて行ってしまいました。

ウロコからわかる生きた歴史

木の年輪と同じように、光にかざすと丸く模様が見える場合もあります。

敵に襲われて剥がれた場合などは、生まれた時からの時間が刻まれているわけではありませんが、「アサリの殻から年齢がわかったり」、耳石からおおよそ年齢がわかったり、生き物の体の中には生きてきた様子がわかる場所が結構あるんですね。

 

ウロコを残してみよう!

ウロコはきれいに標本にできます。

が、少しヌルッとしているので、最初に水で洗いましょう。

ぬめりが取れたら、押し花と同じようにおもりを載せて乾かします。

水気はティッシュなどでできるだけ取ってからがおススメ。

プラスチックのカード等の下にウロコを置いて、梅酒などのビンで重しを載せれば・・・

1-2日で乾きます。

失敗したらもう一度濡らしてから乾かせば大丈夫。

年輪は・・・何となく10歳ぐらいのブダイだったのかな?ということがわかりますね。

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