タコとイカの違いとは? スミも広がり方が違う??
タコとイカの違い
似ているようで似ていないイカとタコ。
腕と足の違い(歩く足、つかむ腕)
タコは海底を這うので・・・足。
イカは泳いでいるので・・・腕。
腕や足の数
タコは・・8本
イカは・・10本
真ん中に口があるのは共通。
吸盤と王冠
↑タコは吸盤だけ。
↓イカは吸盤の中に王冠がある。
アメリカオオアカイカの王冠は指輪ほどの大きさ!大人の腕ぐらいの腕に沢山ついている!
スミの広がり方
小さいイカを追いかけたらスミだけ残して逃げてしまった。
イカは周囲に何もないので隠れられない。墨の分身を残して本体は透明になって逃げる。
タコは海底で物陰に隠れるために煙幕のように広がる。
左がマダコのスミ。 右がアオリイカ。
イカスミパスタはあるが、タコスミパスタはない。
取れやすさが違う。イカスミは指一本でツルっと取れる。
ケンサキイカ墨袋。ロウト近くのスミ出口を摘まむとキレイにとれる。
反対を摘まむと墨で真っ黒になり、それはそれで楽しい。
タコスミは肝臓に入り込んでいるため、単体では取れない。
そのため、イカスミパスタは作りやすいが、タコスミパスタは作れない事は無いが作りにくく、商業的には存在しにくい。
カラストンビの取りやすさ
タコの方が、カラストンビから肉がはがれにくい気がする。
左マダコ 右アオリイカ
骨(甲羅)
イカは比較的取れやすい。コウイカの甲羅は大きく、スルメの甲羅は細長い等違いがある。
タコは肉にめり込んでいる。
左から コウイカ、アオリイカ、ヤリイカ、ケンサキイカ、スルメイカ、マダコ
脱走するタコ、しないイカ
市場の活イカ
市場の活タコ。逃げるのでネットに入れられています。
さて、何となくわかったら、「こちら」を参考に、値段も安く捌きやすいイカからさばきましょう!
イカの見分け方もまとめてあります。
さばくのが嫌だ!という人は全身食べる事ができるので・・・ホタルイカをどうぞ!
同じように似ているけれど違う似たものシリーズ 他の話題は「こちら」から!