チリモン図鑑やプランクトン図鑑で、海の生き物を調べてみよう!
豊かな海の生き物を頂いている私たち!
海で泳いでいる魚は、同じぐらいの大きさの魚で群れている事が多いです。
皆さんが食べるしらす干し、チリメンジャコ、煮干し達も、捕まえた時はその海の中で生きる同じ大きさの色々な生き物が入っています。
中にはフグの赤ちゃんが入っている場合もあり、私たちが食べているしらす干し達は、誰かがそれを取り除いてくれているのです。「こちら」で紹介しているように、もしもフグが入っていても横によければしらす干しは食べられます。
ちりめんモンスターは、種類がわからなくても楽しめる!
生き残るために、生物はそれぞれが不思議な形に進化しています。
小さい時代は泳ぐ力も弱いので、水の流れをうまく利用して楽に泳いだり、枝などの真似をして敵に見つからないようにしたり、不思議な形になっている事も多く、まるでモンスター(怪物)のよう。
そこで名付けられたのが「ちりめんモンスター」です。
調べてみたい人は「チリモン図鑑」がおススメ!
「全世界に魚は何種類?」で紹介しているように3万種以上の魚たちがいますし、ウナギでさえ、最近生まれる場所が分かったぐらいなので、図鑑に無い種類も沢山出てきます。
しっかり種類がわからなくても、素敵な形の魚と出会えたらそれで充分楽しめます。
鹿児島の保育園での実施風景を頂いたので紹介します!
「チリモン」探しはイロイロな場所で昔から楽しまれていました。そういえば30年以上前、私はタコだけをお茶碗の横に避けて最後に食べるのを楽しみにしていました。
「チリメンモンスター」という名前を考えたのは、「きしわだ自然友の会」のメンバーです。親しみやすいネーミングや楽しく体験・学習ができることから、こども達にも人気です。
工場の風力選別機や色彩選別機でしっかりと分けられるようになり、チリモンとの出会いは少なくなってちょっと寂しい気もしますね?
どうしても会いたい人は・・・和歌山県のカネ上さんや、鹿児島県の大久保水産さんでお取り寄せできます!
なんでチリメン?しらす干しや煮干しではダメなの?
しらす干しモンスターもいますが、水分が多めのしらす干しのモンスターを集めると腐ってしまったりするので、しっかり乾いているチリメンが適しています。
もちろん、しらす干しの中から見つけたモンスターも、シッカリ乾かせば標本として残せます。
煮干しの中からも当然見つかるはずです。しっかり乾いているので、ちりめんの中よりも大きめのモンスターが集められそうです。
貝殻の中に置いて、樹脂(UVレジン)で固めてみたら、あら素敵!
ずっと取っておけますね。
もっと知りたい海の生き物!
チリモンよりももっと小さい、小中学生のためのプランクトン図鑑は「こちら」!「一覧」がわかりやすいです。
とても小さいこのプランクトンを、チリモンが食べて、小魚が食べて、魚が食べて・・・・大きな海の生き物になっていくのです。