東京湾にダイオウイカ?? つまりは江戸前!

海を守ろう!

海の生き物が好きになれば、その周りの海も好きになり、守ることにつながります。

海の生き物を好きになるには・・・いろいろな方法があると思いますが、まずは知ること。

楽しい!すごい!面白い!と感じることも大事です。

東京湾産のダイオウイカ

そこで紹介したいのが、東京湾のダイオウイカ!

東京湾の一番深い場所は700m!

200mイカが深海なので、当然深海魚も取れます。ということは、ダイオウイカがいるかも?

いや、いるんです!嘘だと思う人は下の写真を見てください!

神奈川県三浦市の京急油壺マリンパークに展示されていたものです。

右下の黒い影はスルメイカのサイズ。

どこで獲れた?

2014年3月12日に、東京湾走水(はしりみず)港で水面を泳いでおり、素手と手綱で捕まえたそうです。素晴らしい!こんな近くに深海も感じることができるんですね。

現在は、観音崎自然博物館で展示されています。

120cmの子どもと比較すると・・・

幼体も展示されています。これも東京湾で獲れているので・・・

迷い込んだのではなく生息していることがわかります!

ダイオウイカ、食べられるの?

なお、深海にすむ生物は、省エネのために浮力(浮く力)が必要で、油を蓄えたり(おいしい!)、アンモニアを蓄えたりします。ダイオウイカは・・・後者なのであまりおいしくないようですが、味付けをうまくすればおいしく食べることができるはずです。

ダイオウイカ、食べられちゃうの??

はい。「くじらぬりえ」に格闘シーンがあるように、ダイオウイカの天敵はマッコウクジラ。食べられたくないヨ!と、マッコウの口の周りには丸い王冠の跡がある場合も。

丸い跡の正体は王冠。吸盤の中にあるトゲトゲです。スルメイカにもあるので見つけてください。

ダイオウイカの王冠と同じぐらいの大きさの、アメリカオオアカイカというイカはコンナ感じの大きさです。確かに・・・ギュッと掴まれたら怪我しそうですよね。

東京湾にホホジロザメ!

川崎マリエンに展示してあるホホジロザメのオスは4.85m!「こちら」から!

平成17年10月26日に、川崎の千鳥運河に漂着したそうです。江戸前のホホジロザメ!

東京湾にシャチ!

2015年5月-6月にかけて群れが出現しました。つまりは江戸前のシャチ!

そんな「東京湾≒江戸前」に興味が湧いてきた方はこちらからもっと好きになっていただきたい!

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