SDGs対応 「くじらぬりえ」 完成 !

おさかなぬりえ」の完成から半年。

ぬりえ第二弾として「くじらぬりえ」を(一財)日本鯨類研究所さんと共同で作成しました。

クジラを楽しく知ると共に、クジラに関わる方々が正当な評価を得られるような構成を考えた結果、義務教育でも取り入れられているSDGsに関連付けました。

「2030年に向けて世界が合意したSDGs(持続可能な開発目標)」とクジラの関わりに触れる事で、クジラ業界への後押しとなれば幸いです。

なお、クジラ業界のみならず、食品業界全体で参考とできるように、「クジラ」を「水産業」や「農業」に言い換えられる内容に組み立てました。

各ページのテーマは・・・・

・クジラとイルカってどんな生き物?

・ヒゲクジラ、ハクジラの違い

イルカとクジラの違いは単純に長さだけ。そして、ヒゲクジラとハクジラは、ヒゲと歯の他、鼻の穴の数が違うことを紹介。

・日本で捕って食べられているクジラ

「ニタリと笑っていないニタリクジラ。ナガスクジラに似ているから」等と、由来を書くことで、漁獲対象のクジラを覚えやすくすると共に、鯨を捕る事で港や町が保たれる例も紹介。

・くじらを捕ると?

昔も今も、クジラを捕る事で産業(仕事、食料、お金)になります。家畜が育ちにくいアフリカでは、捕鯨をすると貧困や食料問題の解決にもつながります。

・クジラの利用

昔から無駄なく利用し、現在は100年取り続けても減らない数を計算して捕獲しています。「クジラのオバケ」という単語で各部位を探してもらう狙いも込めました。

・食文化ってなに?

「クジラ食=残酷、かわいそう」という構図を無くし、クジラ食が特別ではない事を伝えるべく、世界で食べられている動物でも可愛い系のアルパカやカンガルーのような動物の他、牛や豚も配置し、命を大切に感じる事も、文化を認め合う事も重要である事を紹介。

・海と陸と空はつながっている

義務教育授業で取り込まれている、プラスチックゴミや海洋酸性化、4Rの話しを盛り込み、一人一人が地球のためにできる事の紹介をしました。水産業界が行っている栽培漁業や植林も盛り込みました。

・海をうまく使えば陸を守れる!

魚食を進めるうえで伝えたい重要項目です。

地球人口は今後も増加し続け、食料は不足します。現在の食料の97%は陸地から収穫されており(≒畑がメイン)、今後地球規模で考えた場合に、食料確保のために畑を増やすのか(南米大陸程度の新規工作面積が必要との試算も)、広大な海をうまく使うのか(資源管理、未利用魚の利用:深海魚やクジラ)、フードロスとなっている食料廃棄を減少させるのか。様々な方法の一つとしてクジラの利用がやんわりと伝わる形にしました。

 

クジラも上手に利用して、皆が幸せになって欲しいです。

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