ホタルイカが大豊漁??2024年漁獲量
富山湾の水揚げ量 昨年の10倍!
2024年のホタルイカ漁。解禁前からホタルイカの姿が多く見られていたため、2200tぐらいの漁獲予想でしたが、4月末時点で3700tを越え、昨年の累計漁獲量418tと比べても大漁です。
1953年以降記録がある水揚げ量で最大は1992年の3895t。
6月まであと2か月の漁期を残し、この数量を越えそうな勢いなので、皆さんの家の近くでも見かけるチャンスが増えていると思われます。
「こちら」でホタルイカの美味しい食べ方を確認して、食べましょう!
イカは増えているの?大豊漁の理由は??
富山のホタルイカは定置網で待ち構える取り尽くす心配がない漁法で、産卵に来たメスの一定数を取る方法です。この漁法を大きく変更したわけではありません。
地震による、何らかの影響があるのではないかと言われています。
地震により海底の地形が変わったことで潮流が変わり、魚介類の行動も影響を受けて寄せられやすくなったなどの可能性があります。
温暖化の影響などで産卵場所が変化した可能性などもあるため、現時点では理由はわかりません。
来年も同じようになるか等も確認しながら理由が分かってくると考えられます。
今がチャンス!美味しいホタルイカを食べよう!
理由はわかりませんが、取り尽くすわけでは無いので、漁獲が増えている今、相場が下がって手に入れやすいチャンスです。
食べたい人が増えれば相場は下がりませんが、その場合は震災地域の復興にもつながると考えて、積極的にボイルホタルイカを食べてはイカがでしょうか?
オマケ
なお、イカは一年で生涯を終えます。人のように大人になるまで時間がかかる生物と違って、しっかり守ることで比較的早く数が回復しやすいとも言えます。
(一方で、一尾で100Kg近くにもなるアメリカオオアカイカのような捕食者が数を増やし、大人になるまで1‐2年だと、サメ等の成長に時間がかかる種類のエサとなるハズだった魚達を食べてしまうので、サメとイカがライバル関係になり、成長が早いイカが有利となり生態系が貧相になってしまう可能性もあります。)