小学校向けの壁新聞を作りました

全国約2万校の小学校に壁新聞を送りました!

大人の仕事ってどんなことをしているの?そんな、なかなか知ることができない情報を学校にお届け!

水産業には、「地球を守る仕事」が沢山あります。

近い将来一緒に働きたいな!と考えてくれると嬉しいです!

くじらを調査すると地球の「今」がわかる 2024年1月30日

地球温暖化による海水温の上昇によって、暖かい海に生息している魚が北上し、漁獲地域が拡大する一方、冷たい海を好む魚の漁獲量が減少する現象が近年の日本で起こっています。

このような魚の移動について1種類ずつ調査していては、非常に時間がかかってしまいます。

そこで様々な魚を捕食するくじらの行動・生息域を調査することで、他の魚たちや海全体の変化についても知ることができるのです。

地球を守るくじらの調査・研究 2023年1月31日

海の生態系を守るために、海の資源がどれくらい生きるのか、どれぐらいの時間で大きくなるのかを調査するのが重要です。

50頭のクジラがいた!とわかっても、子どもだけ50頭!と大人だけ50頭!では、来年赤ちゃんが生まれるかどうかが大きく違いますよね。

だから、ただでさえ見えにくい海の中の資源を上手に利用するためには、長い時間をかけて、しっかり調査・研究をする必要があるのです。

マグロもサメもクジラも、他の魚も色々な方法で調査しています。他の魚の例は「こちら」から!

海と空と陸はつながっている 2022年2月28日

結局のところ、体の大きなクジラも海のミネラルと太陽の光でできています。

捕りすぎずに上手に利用する事で、豊かな海がずっと続きます。

クジラが海底に沈んでどうなるか知りたい方は「こちら」から!

無駄なものはない!とわかりますヨ!

日本で捕って食べるクジラ 2020年11月8日

捕る人、加工する人、運ぶ人、料理する人がいて皆さんの食卓にクジラが並びます。

これはクジラでなくて、目の前の食事でも一緒です。

お父さんお母さんにしっかり「ごちそうさま!」と言いましょうね。

時間を停める冷凍技術 2020年10月8日

美味しい旬をそのままに!

獲れすぎても新鮮なまま時間を停めてフードロスも防げる!

そんな便利な「冷凍品の魅力」をもっと知ってほしい!

先生たちのアンケート結果からは、8割が冷凍の魚介類に対するイメージが変わったという回答をいただきました。

新聞を見る前の冷凍イメージは「古い魚というイメージだった」、「抵抗があった」、「味が心配だった」などだったけれど、紙面を見て「技術の進歩がよくわかる」、「旬を閉じ込めるからおいしいということでイメージが変わった」、「漁師さんをはじめ携わっている人たちの努力がわかった」といった感想が大多数となりました。

生活に利用されてきたクジラ 2020年3月18日

日本人とクジラが歩んできた歴史や食文化を伝えました。

肉はもちろん、皮や歯、ヒゲまで有効利用していたことがわかりますね。

昔はテニスラケットのネットに使っていた!とか、ろうそくに使われていたなどの、無駄なく使うお話を中心に紹介。

先生たちの声では「給食で出たのが懐かしい」と答える方が多い他、「料理がたくさんあることを初めて知った」「伝統的な海洋資源として食育の教材の一つになると思った」「クジラ文化の復活は日本の文化の復活だからとても良い内容」「多面的に物事を見る上で、視野を広げ、自分で考え選択するための材料をいかに子どもに与えるべきか考えさせられた」「伝統的な食文化なので伝えていきたい」といった感想をいただきました。

クジラは食べていいの?

人によって考え方は違いますが・・・姿や形で差別しない事は現代の常識。

「可愛い・カッコいい!ではなく、資源として増えているかどうかで利用するかどうかを考える」というのはおススメです。

これから世界人口はマダマダ増えて食べ物が圧倒的に足りなくなります。

代替食品で植物系の食べ物を!なども考えられていますが、様々な選択肢を持っておかないと、ハリケーンで畑が壊滅状態に!等の時に食べ物が足りなくなります。

海に囲まれた島国に住む人なら、海の恵みを食べるというのはシンプルな方法なのではないでしょうか?

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