ワカメとサザエで春を楽しむ!@豊洲市場2024年3月16日(土)
殻付きサザエをさばいてワカメをシャブシャブで食べよう!
鯛・ホタテプログラムに続いて・・・「①自宅で予習→②豊洲市場でデモ見学→③サザエとワカメを受け取り、自宅でさばいて食べる!」プログラムを銀鱗会さんと実施しました。
合計50名が参加。60分×2回(11時~、13時~)実施。
シャブシャブとワカメスープを楽しみながら、ワカメの下処理とサザエのさばき方を説明。
ヤコウガイ(サザエのおばけ!でかい!)の貝殻は、サザエ同様真珠層があり、漆器に貼って磨くと美しい螺鈿に!
「ヒメサザエ→サザエ→ヤコウガイ」と大きさが変わるだけでさばき方は一緒。いつかさばいてほしい!
サザエはお酢につけておくと貝殻が溶けて真珠層が観察しやすくなる事も説明。
ナガラミなら一晩で左から右に変身させられるので、これも食べて実験してほしい!
どんなワカメ?どんなサザエ?
○サザエ:石川県に元気を!と石川県産の姫サザエ4-5つを予定していましたが、時化で別の産地に。
左がサザエ、一個250gぐらい、右がヒメサザエ一個50gぐらい。大きさが違うだけでどちらも同じ種類。キロ単価も変わらず。
小さいので物足りないかもしれない分、家族で参加して、それぞれがクルッと内臓をキレイに取れた時の嬉しさを知ってほしい。
○生ワカメ:江戸前の原藻(げんそう:海の中に生えている茶色の状態)を20KG準備。
洗ってからシャブシャブにすると、一瞬で鮮やかに変わる様子が楽しめます。これぞ旬!
「一セット:姫サザエ4-5個(重さは4-5個で200gぐらい)とワカメ一つかみ(数百グラム?)」
一生ものの知識になる情報
さばく方法は様々で、一例です。
無駄なく隅々まで楽しんでほしい。不安なく食べられるので、一回だけしっかり読んでください。
サザエの苦い部分とシャリッとする場所、そして理由がわかれば、苦さも当然と思えます。
そうなれば今後の人生怖いものなし!
スケジュールが合わなかったり、遠方の方は、こちらで予習して近くのお店でサザエやワカメを買ってチャレンジ!
帰宅後に必要なもの
お鍋(サザエやワカメをゆでる)
小さめのフォーク(サザエの身を抜く)
包丁(サザエの苦い部分を切る・一部刺身を引く)
アルミホイル(つぼ焼きをグリルで焼く場合に敷く)
ボール(お鍋などでも。水の中でワカメを洗う)
おまけ
家を出る前に簡易海水(塩分3.5%)をお鍋一杯ぐらい作っておくと・・・
持ち帰ったサザエを入れて、楽しめるかも。スッと出てくる身の様子は観察できるハズ。
呼吸しているのか?でも、ピタッと閉じている子もいるし・・・
ピタッと閉じているけれど、どれも一ミリぐらいは隙間があるぞ??
そうか!呼吸するたびに身が出ると敵に食べられやすくなるのか??
ではこの子たちは、何かに驚いて引っ込んだのだろうか・・・。わからない・・・。
そんなことを頭の中で考えられるのも、活サザエならでは。
運が良かったら歩くかな??身が出てきたら苦いハカマ部分が見れるかな?
ワカメを食べてくれるほど元気だといいけれど・・・。
食べられる気満々でサザエが全く動かないかもしれません。そんな時はワカメに居候している小さな海の生き物や、ワカメを洗いながら観察して、ワクワクしてみて下さい。
冷たくていやだ!気持ち悪い!とネガティブに考えないで、目の前の日常を楽しみましょう!
ワカメにも何もいなかったら・・・洗うのが簡単でよかった!と前向きに考えてください。
毎日の食卓で少しでも幸せを感じられるように、食べる以外の楽しみも味わってください。