食料安全保障とは?

食の安全(安全保障)

みんなが将来もきちんとした食べ物を、高すぎない値段で手に入れられる事は、とても大事なことです。何しろ食べ物が無ければ、生きていけません。おなかが痛くなる「食中毒」とは違う方向からも「生きるエネルギーの確保という安全面」で「食」を考える必要があります。

実はSDGsも、温暖化も、色々な話が「食べ物」と関係してきます。

今、小学生の皆さんが、40歳ぐらいになったときに、残念ながら今と同じ生活は難しいのではないかと考えられています。その理由や、どう考えていけばいいかを考えてみましょう。

世界的な人口増加 1.7倍の食料が必要に??

「1800年 10億人 → 1960年 30億人 → 2020年 77億人」と、世界の人口は増え続け、2050年には100億人に近づくと言われています。

そうなった場合、2010年と比較して2050年には1.7倍の食料が必要になると言われており、現在よりも食料を手に入れにくくなります。

畑を広くしたり、品種改良して収穫量を増やしたり様々な技術も考えられていますが、他にも色々な理由で食料が手に入らなくなる可能性も考える必要があるので、紹介します。

温暖化による気候変動

温暖化で地球全体が暖かくなる事で、地球全体が今までとは変わってしまいます。

・氷河が溶けて海水面が上昇して陸地が減る

・激しい台風などで田んぼや畑が流される

・今まで獲れていた地域で魚が獲れなくなる

・今までいなかった害虫や病気が発生しやすくなる

輸入の中断(買えていたものが買えなくなる)

国の大事な仕事の一つが「自分たちの国の人を守ること」です。

自分たちを守るためには、今まで売っていた国に、食べ物を売らなくなる事もあるでしょう。

買う側は、とても高い値段でないと食べ物が買えなくなるかもしれません。

今も、小麦などは収穫量によって年毎に値段が5-6倍に変わっていて、それが普通の事です。

「買いたい!」という人が沢山いたら、高く買ってくれる人に売りたいですよね。

食料の安定供給に重要な3つの要素

国内の農業・漁業を増やす。元気にする。

新しい船や耕運機を買うにはモノが売れている必要があります。

安いから!と海外から買っていると、国内の農業・漁業の元気がなくなります。

食料が突然必要になっても、船や畑、機械が無ければ獲る事も育てる事も、加工する事もできません。

そのため、漁業や農業が衰退しないように維持する必要があります。

安定的な輸入

石油などは海外が得意な分野ですね。

日本国内だけでは苦手な分野は海外からの安定的な輸入が必要です。

モノが無ければ技術を教える事でいい関係になる事もあります。

備蓄の活用

災害に備えて各家庭に1-2週間分の食べ物などの備えがあると思います。

倉庫に保管しておけば、ひとまず時間を稼ぐことができます。

その間に様々なことを考えたり、解決できるかもしれません。

これと同じように日本では「備蓄米」として100万トン程度備えています。

一人一人ができる事

ちょっと怖い話が続きましたが、このような困ってしまう状況を防ぐために、平和な年でも、「もしも」の事を考えていく必要があり、一人一人ができる事があります。

・食べ物を残さない事(フードロスを無くす)

・地元で獲れた食料を選ぶ(地産地消)

・応援したいモノを買う事(その会社が元気になります)

値段だけでその時の生活だけを考えていると、少しずつ自分たちの首を絞めていることになる場合もあります。

値段だけではなくてどの様な食べ物を食べ続けたいか、等も考えながら、モノを選んで買ってくださいね。

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