出前授業など食育推進のための補助金情報

令和5年度消費・安全対策交付金のうち地域での食育の推進

食育を実施したいが、予算の都合で食育ができない!という方に、農林水産省の補助金の紹介です。

「こちら」から!各都道府県担当(都道府県の窓口はこちらから!)に聞いてみて下さい。

応募時に、スムーズとなるポイントは3つです。

①実施主体(実施者)の範囲:まずはこちらをチェック。企業はNGで学校や団体のみ等が決まっています。

②金額 :上限金額の他、半額補助か全額補助かがポイントです。

③経費 :消耗品、謝金、人件費OKなど地域によって経費区分が異なります。

食育の推進事業の目的

「国産農林水産物や地域の食品の魅力の再発見と生産者に対する理解向上に向けた」下記の目標達成が必要です。

(1)地域や家庭で受け継がれてきた伝統的な料理や作法等を継承し、伝えている国民を増やす。
(2)農林漁業体験を経験した国民を増やす。
(3)栄養バランスに配慮した食生活を実践する国民を増やす。
(4)食育の推進に関わるボランティアの数を増やす。
(5)学校給食における地場産物を活用した取組等を増やす。
(6)地域等で共食したいと思う人が共食する割合を増やす。
(7)食品ロス削減のために何らかの行動をしている国民を増やす。
(8)環境に配慮した農林水産物・食品を選ぶ国民を増やす。
(9)産地や生産者を意識して農林水産物・食品を選ぶ国民を増やす。

どんなことが対象?うまくできるのか?と悩んだら下記のように(7)としての実施はいかがでしょうか?

「丸魚マアジを上手に食べてSDGs フードロスを防いで地球を守る」 は、「こちら」から。

イカを解剖しながら部位が分かればフードロスを防げます。「こちら」から。

スルメをケンサキにしたり、アジをカナガシラにするなどで地域に沿ったプログラムになりますし、「こちら」のメヒカリは比較的広い地域で実施できます。

申し込み方法

気になった方は、今すぐに各都道府県の担当にいつ頃申し込みが必要か(予備調査があるようです)、地域によって半年程度申し込みタイミングが合わなかった場合は次年度に向けて準備です。

都道府県によって期間が異なりますが、採用された場合は決定通知が届きます。

例)東京の2023年度分は、2月頭~2月末までに調査票を提出、4月頭に決定通知を受け取る形です。年度によって若干時期がずれるそうです。

補助金申請のコツ

補助金の申請は少々わかりにくいですが、一度頑張れば来年以降も同様の補助金が申請しやすくなります。

まずは要項をしっかり読み込み、不明点は各都道府県の担当部署へ。

経費として参入可能な項目、領収書発行時の注意点(カードはNG→ETCも同様)等、補助金によりルールが変わりますが、おおよそ一緒です。

手間もかかりますが、国が重要と考えて補助金が設定されていますので、困っている場合は積極的に応募していいのではないでしょうか。

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