ひきなわ(曳縄)漁=(ケンケン漁)で獲れる魚を知りたい!
曳縄漁(ひきなわりょう)とは?
船で釣り糸とルアー(針)を引っ張りながら魚を釣る漁法で、ケンケン漁とも呼ばれます。
様々なルアー(疑似餌:ぎじえ)がありますが、船と同じスピードで動き、それに食いつく魚を釣る漁法です。
どんな船を使うの?
↓こんな船です。釣竿が二本見えています。
実際に魚を釣るときは、船の横に2本の竿を出します。
竿が横に出た状態で港に入ると・・・周りにぶつかってしまうので港では竿を収納しているのです。
船の真後ろで釣ろうとすると、エンジンから出た水流などでルアーが魚から見えなくなるので、横に突き出すのです。
どんな魚が釣れるの?
引き縄は、一匹ずつ釣るので手間がかかる分高く売れますが、船につき2-5本ぐらいの針しか出せないので、小魚は狙いません。
カツオ、マグロ、カジキ、サワラなどの表層にいる回遊魚を狙って釣るのです。
那智和歌山では・・・トンボ!(ビンナガ)が多く水揚げされていました。
ヒレが長いのがトンボの特徴!
札に書かれているので20kg前後だとわかりますね。