水産業って何?

魚を獲る方法 何を使って獲る? 石?釣り針?網?

魚の獲り方

魚を一匹ずつ捕まえるのは大変で、昔から人間は工夫を重ねてきました。

色々な方法があるので簡単に紹介します。

石で気絶させる

浅い川では手で追いかけて捕まえる事もできますが・・・大変です。

そのため、浅い川では、石の近くに隠れている魚を捕まえるために、魚が隠れていそうな石に石を思いきりぶつけてその衝撃で魚を気絶させて捕まえる事があります。

しかし、見える魚は石をぶつけるのは難しい。魚からもこちらが見えているし、水の中では石が遅くなってしまうので、逃げられてしまう事がほとんどです。

ヤスや、モリで刺す!

見えている魚を捕まえるには、ヤスやモリで魚を突けばいいです。

先のとがった棒をゴムの力で飛ばし、魚を刺して獲ります。

しかし、一匹ずつ捕まえるのも大変です。

モリ突きは、たまに遊ぶ程度であれば楽しくても、人が海に入って魚を探さなければならない上に、

波が高い日は海に入れない等、大変で手間がかかります。

魚を取る時に海に入らないだけで、だいぶラクになります。

釣り針を使う

釣り針を使うと、濡れないでいい上に、夜や見えない深さの魚を捕まえる事ができて安全です。
餌を使う方法や、餌に用に見えるルアー(疑似餌)を使う方法があります。

一匹釣れるたびに船に揚げる一本釣りもあれば、はえ縄のように100Km以上の長さで6時間ぐらい待つ方法もあります。

一本釣り :興奮しているカツオを疑似餌で釣り、船に引っ張り上げます。
引き縄  :漁船に数本の引き縄を垂らして、カツオが釣れると一尾ずつ丁寧に船に上げます。
イカ釣り :光に集まったイカを針が沢山ついた疑似餌で絡ませて捕まえます。

はえ縄漁 :100Km以上にもなる縄に2000本の釣り針をつけて大物を狙う。

昔は、動物の骨や貝殻を使って針を作っていたり・・・。

網を使う

魚を取るために有名なのが網で、色々な種類があります。

釣り針は一匹ずつしか取れないけれど、群れで取ることができます。

投網 :網を投げて魚を捕まえる
刺し網:魚が網に刺さる(ひっかかる)のを待つ
まき網:魚の群れをグルッと囲んで捕まえます
定置網:魚が泳いできて、網に入るのを待ち構えます。

サンマ棒受け網 :光に集めたサンマを棒が付いた網の上に誘導して棒を上げて獲ります

カゴやツボを使う

網でなくても魚介類は獲れます。カニは餌を入れておいたカゴ、タコはタコツボが有名ですね。

まわりに壁があると落ち着くらしいです。ごちそうさま!

 

 

興味がある人は「こちら」から、色々な漁業を知ることができます。そして、漁師さんになるヒントも書かれていますよ。

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