カニビルが付いたカニは美味しい証拠?
カニビルとは
人に害はなく、カニに付くヒルです。蚊のように魚の体液を吸いますがカニには影響ありません。
↑やったね!カニビルが付いているズワイガニ!
カニビルは硬い岩などに卵を産みますが、岩が無い砂地の海底だとカニの硬い殻に卵を生みます。
拡大。↑つまりこれはカニビルの卵で、中に赤ちゃんのヒルが入っています。
↓開けてみました。
おはしの上に置くとこんな感じ。大人になると10cmになるけれど、生まれてすぐのカニビルは小さいです。
カニについていても害はありません。
カニビルが付いたカニはオイシイ?
はい!見た目は悪いかもしれませんが、脱皮してからしばらく時間が経っているという証拠です。
お肉が詰まっておいしい傾向があると言えます。
わざわざカニビルを剥がす場合もありますが、手間もかかるしカニに怪我をさせてしまう事も。
活ガニは弱るので絶対にカニビルは外しません。
メリットは見た目だけ?なので、付いたまま流通されることもあります。
フジツボも同じ!
カニビルと同様に、セミエビなどもフジツボが付いてれば時間が経っているということが言えますね。
見た目が悪い!と思わずに、海の中でどんな生き方をしていたのだろうか・・・等と考えると、食卓にロマンが広がること間違いなし!
逆に・・・脱皮したばかりのエビやカニは柔らかいです。
水っぽくて甘い!と好む人もいます。
「ソフトシェルクラブ・ソフトシェルシュリンプ」は全身食べられるので大好き!という人もいるので、好みですね。