サメとエイの違いは・・・エラの位置!

サメとエイの違いは、エラの位置。ムナビレの上か下か!

エラの位置がムナビレの下ならエイ。胸ビレの上ならサメです。

ちなみにほとんどのサメ・エイのムナビレの数は5本です。

ドチザメ:ムナビレの上にエラが見える→サメ!

マンタ:腹側にエラがある→エイ!

ミャンマーの市場でぺローンと置かれているこいつは・・・

丸いムナビレの上にエラが見えないので・・・エイ!下にも別のエイが隠れてますね。

持ち運びに便利なのでロープが通してあります。漁師さんが生かしたまま捕まえておきたい場合も同じ場所にロープを通します。いざという時のための予習は「こちら」からどうぞ。

 

どちらかというと、海底付近にいるタイプの座布団型はエイ、大体泳いでいてスラッとしているタイプがサメです。

トラフザメとかネムリブカのように海底でノンビリしているタイプのサメもいますが・・・。

サカタザメはサメ?エイ?

ギターの形をしているのでギターフィッシュと呼ばれるサカタザメは、名前にサメと付きますが、胸ビレの下にエラがあるので、エイです。

トンガリサカタザメ:ムナビレの上にエラが無い→エイ!

シノノメサカタザメ:白い腹側にエラが見える。→エイ!

とんがっている嘴付近が伸びると・・・ノコギリみたいになる!ノコギリサメ・エイの違いがカンペキじゃないヒトは「こちら」へ。

エイは目が上にあるのにどうやって獲物を食べるの?

サメもエイもロレンチーニ器官で、生物が生きるために発している微弱電流をキャッチします。

なので、砂の中に隠れている貝やらカニやらを見つけることができるのです。

エイは目が上にあるので下を見れなくても獲物を食べられるのはそういう事なのです。

夜でも獲物を見つけられて、便利なのは羨ましい!

サメとエイを食べる!

サメもエイも両方とも軟骨魚類でマグロ等の硬骨魚類とは異なりますが、鮮度がよければお刺し身でも美味しいです。

サメのカルパッチョ。美味しいし・・・美しい!

昔から食べられてきた煮凝りは、サメもエイもどちらもコラーゲンが多いのでおススメ!

他にもステーキとかイロイロ楽しめますよ。

チョウザメは、サメ?エイ?

チョウザメは硬骨魚類でサメでもエイでもありません。ムナビレの上にエラがあるので・・・サメ!と答えてしまいそうだけれど・・・

形がサメっぽいから付いた名前なだけです。

コバンザメは、サメ?エイ?

コバンザメも硬骨魚類なのでサメでもエイでもありません。

たまに鮮魚として販売されているので買ってみてくださいね!

 

「こちら」からサメぬりえがダウンロードできます。

楽しみながらサメやエイを知ってくださいね!

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