マグロの種類を知りたい!高いマグロは何まぐろ?
マグロの種類は何種類??
背中が真っ黒なのでマグロと呼ばれ始めたことも知らない人が多い、知っているようで知らないマグロ。
日本では大きく5種類を食べることができます。目指せ!全種類制覇!と言いたいところですが、お店でマグロの刺し身として売られている種類はほとんどがメバチです。
黒マグロとか本マグロとか、オオバチとかインドは・・・何まぐろ??
部位によっても季節や相場によっても順位が逆転する場合がありますが、お高いマグロから順に紹介します。
クロマグロ=ホンマグロ
実は、タイヘイヨウクロマグロとタイセイヨウクロマグロの2種がいます。
太平洋クロマグロは日本の周辺で取れて、冷凍されずに鮮魚として出回ることがほとんど。
小さいマグロ(メジマグロ)が取れればそれを育てて(畜養)大きくして養殖マグロとして出荷しますが、それも生食がほとんど。
養殖はあぶらが多く、天然は引き締まっています。
大西洋クロマグロの天然は冷凍されて運ばれることが多いですが、地中海で畜養されていて運ばれてくるタイセイヨウクロマグロは養殖されている事が多く、冷凍もあります。
ミナミマグロ=インドマグロ
インド沖などで獲れるのでインドマグロとも呼ばれます。
市場では冷凍が多いのですが、4月から8月にかけては豪州(オーストラリア・ニュージーランド)から生のミナミマグロが飛行機で届くので、知っていればお手軽に楽しめるチャンスです。
ミナミマグロとクロマグロは脂が多めなので、特に刺身用途ばかりです。
一方で、脂が少なめなので、ツナ缶としても、お刺し身としても利用されるマグロたちもいます。
メバチマグロ=バチ=オオバチ=ダルマ
メガバチバチしているのでメバチマグロ。オオバチは大きいメバチマグロの事。
目が大きいのでダルマとも呼ばれます。
獲れる量が多いので、圧倒的にお刺し身で多いマグロです。
クロやミナミと比べると、あぶらは少な目で、ツナ缶に使われることもあり、その場合はライトツナ・ライトミートなどと呼ばれます。
キハダ
黄色い肌なのでキハダ。サッパリとしているので、腹いっぱいになるまでいくらでも食べられます。
ちょっと?頑張れば普通の人でも釣れる可能性が高いマグロでもあります。
ツナ缶だとライトツナ・ライトミートなどと呼ばれます。
ビンナガ=ビンチョウ=トンボ
ヒレが長いのでビンナガ、その様子からトンボとも。
ツナ缶ではホワイトツナ・ホワイトミートなどと呼ばれます。
どのマグロがどの程度利用されているの??
詳しくは「こちら」!
天然と養殖、お刺し身とツナ缶等が合わさっていますが、マグロの種類毎の供給量がわかります。
キハダはツナ缶が多いかな?クロマグロはミナミマグロより多いぞ。等々、少しずつ覚えて、自分好みのマグロ、そして部位を見つけてください。
おいしい種類や部位は人それぞれ。味や食感も色々と楽しめるのが大型魚類のいいところ。
私は・・・ミナミマグロの筋多めのシッポ付近、そして内臓に接していた腹皮が好きです。
そんな部位の説明ものっている資料は「こちら」。
完全養殖含めた様々な情報が載っています。ご参考に!