サメ肌とは?わさびをおろすのはサメ皮?エイ皮?

サメ肌(サメハダ)の特徴

サメの肌は細かいウロコが並んでザラザラしています。

ウロコはサメの歯と同じ成分で他の魚達とは一味違う丈夫さ・ザラつきがあります。

ウロコの向きもサメ肌の特徴で、頭から尾にかけて触るとスルっと滑らかに触れますが、尾から頭はザラッとして指の皮が削れてしまうほどです。

このウロコの向きは、水の流れをうまく受け流し速く泳ぐ役目もあり、このサメハダを真似して競泳水着が開発されています。

サメ皮でわさびをおろす?

丈夫なサメ皮は、ヤスリとして使われている事もあり、水産系で有名なのがわさびおろし。

高級なお寿司屋さんで・・・これこそが!サメ皮おろし??

でも、サメでこんな大きなウロコの子はいたかな?速く泳げなさそう??

と恐る恐る聞くと・・・ニヤッとされながら黒っぽいワサビおろしが出てきました。

左がサメ皮、右がエイ皮!とのこと。さらに・・・金属製のわさびおろしも。

わさびによって香りを高めたり、辛さが弱い場合にワサビおろしを使い分けて混ぜながら調整するそうで、粗さがいくつかあるそうです。いい悪いではないのですね。なるほど!

ワサビは魚より高い事もあるそうなので、一般家庭でおろすことは難しそうですが、ちょっとほしくなってしまいますね。

エイ皮とサメ皮の違いは?

サメとエイは軟骨魚類で近い種類ですが、サメよりもエイの方がウロコが大きめです。

エイはサメよりもゆっくり泳ぐタイプなことも関係しているのでしょうか。

歯の成分で丈夫なので、お財布や名刺入れでエイ皮が使われることもあり、使っているうちにウロコがさらに磨かれてピカピカしてきます。

 

エイにはウロコがあるタイプもいれば、無いタイプもいます。

見る分には、どちらのタイプもかわいらしいですが、さばく時にはウロコが無い方がさばきやすくてお手軽ですね。

エイをさばきたくなってきた方は「こちら」から!軟骨なので食べやすいですよ!

刀のツカにもサメ皮?エイ皮?

人を切った時に、手が滑らぬように、刀や槍の塚にエイ皮が使われたことも。

装飾品・模様として使われている事もありますが、お城の展示などで見つけてみて下さいね!

« »



この記事をシェアする
タイトルとURLをコピー