魚をさばく! ツバクロエイをさばく! 江戸前=東京湾!

ツバクロエイって?

鳥の燕(ツバメ)はツバクロとも呼びます。

ツバメの形に似ているから名付けられたのがツバクロエイです。

ステルス戦闘機のような形で、エイの中でも特徴的でナカナカ素敵な形。

他の魚同様、名前の由来は諸説あります。

ということで、ツバメの形に見えない人は・・・上の写真を見る限り、ツバ(フチ)が黒いからツバクロエイという説があってもよさそうですね。むしろソッチじゃないのかしら?

でも小さいとフチは黒くないので、大型になると黒い色が付くのか・・・わかりませんが・・・。

こんなので新種が発見されたりするのかも・・・とドキドキ。

食べられるの?

はい!3年前に江戸前の漁師さんが「刺身ならツバクロだね!」と言っていたのを聞いてから、ずっと狙っていました。

何しろ形もカワイイ!

軟骨魚類なので、硬い骨は無く、ただ切り分けるだけ!これまたナカナカ素敵!

江戸前のツバクロエイ

「すだて漁」で・・・小さいツバクロエイを発見!150gぐらいの手乗りサイズ。

黒と黄色のシマシマシッポがカワイイ!けれど毒のトゲがあるので注意。

裏はこんな感じ。顔みたいに見えるけれど、目は表側にありますヨ。

怒った顔に見えたり・・なんだかカワイイ。

こんな素敵な子を毒針があるからって捨てたらモッタイナイ!と思い・・・

でも、毒針があると嫌なのでシッポを切って・・・持ち帰りました。

さばき方①チビツバクロエイの場合

体表面は歯ブラシでこすってぬめりを取り、体の真ん中をハサミで切れ目を入れてエラと内臓を取ります。

さらに半分にして、バターでソテーに。色はともかく・・・おいしい!

外側は軟骨がちょっと固め。食べられない事は無い(コンドロイチン!)けれど、エイヒレ等にして硬めの食感として食べた方がよかったかも。

さばき方②大きなツバクロエイの場合(9Kgサイズ)

①見つける

同じく、すだて漁で。さっきまで生きていたツバクロ君。

裏はこんな感じ。口に水を入れて砂を洗い流しました。結構重い。食べ応えありそう。

トゲは?体の割には小さい気がするけれどしっかり見えます。

自分に刺さないように厳重に隔離して持ち帰り、お湯で肉を取り毒針を洗い出すと・・・・

ギザギザのトゲが傷を作り、そこに毒が入るような形。注射針タイプではないのです。

途中で折れている感じがするので、ツバクロエイのトゲは小さい!と思いこまない事。そして、アブナイので、よいこは真似しない事。自分の行動に責任が持てる大人だけしか真似しないでくださいネ。

②切り分けて持ち帰る

さて、大きなツバクロエイ。漁師さんに持って帰る?と言われて「どう持ち帰るかですねぇ」と、さすがに横幅1mは持ち帰れないと悩んでいたら、漁師さんが持ち上げてくれたので両側のヒレをノコギリ状のナイフで切り取り持ち帰りました。

切り口が汚くてチョット悔しいけれど、ヒレ1枚3.5Kg×2枚。

しっかりいただきます!

③ぬめりを取る

ヤカンでお湯をかけ、剥がれた薄膜にシャワーをかけると、白いぬめりが流れていきます。切り分ける前がおススメ。

④適度な大きさに切り分ける

骨は柔らかいので出刃でそのまま切れます。

何だ??この断面は!一番分厚い部分は4層に分かれており(上から肉、肉、軟骨、肉)、せっかくなのでお刺身に↓見た目の通り身質も違いました。

こりゃウマイ!と、つまみ食いしながら適度な大きさに捌き終えたら

⑤冷凍保存

・・・さすがに7Kgは食べきれないので、冷凍!ちょうどいい大きさにしてビニール袋に入れて凍らせます。

少し余った部分は甘辛く煮つけて・・・翌日見たらガッチリ固まっていました。

お判りいただけるだろうか。縦にしてもこぼれないブルブル!重力に勝った!

硬骨魚よりもゼラチン質が多く、サメやエイを煮凝りにする理由がわかりますね。

色合いは悪いけれど、食べては加熱して冷やして固めてを繰り返し、2日間かけて完食。

 

というわけで、ツバクロエイ、美味しく頂きました。

チャンスがあれば積極的にツバクロエイを食べたいぐらいです。

このように、見た目やトゲがあるために避けられていても、おいしい魚はたくさんいるのです。

このような利用されにくい魚、未利用魚については「こちら」で紹介しています。

モチロン、ケガには十分注意が必要ですが、見かけたらチャレンジしてみてくださいね。

 

 

色々な魚介類のさばくコツは「こちら」で。

他の魚介類の保存方法は「こちら」で。

家庭での調理は誰も見てません。ラクチンに考えて美味しい魚を食べてくださいね。

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