【食育】鮮魚タッチを学校でやってみよう!魚介類調達編

全国どこでも気軽に簡単にできる食育体験プログラム 調達方法

「鮮魚タッチ」は、様々な魚介類を自由に触って観察できるのが魅力のプログラムです。

きっと魚の世界がグーンっと広がるでしょう。

魚の入手方法がわかれば、学校でも簡単に実施できます。それでは購入のコツを伝授します!

購入場所は、どこでもOK!

①近所の魚屋さん 鮮魚が得意!

②スーパーの鮮魚売場 冷凍や養殖が得意!

③給食の納入業者さん 学校への持ち込み・支払いがラク!

担当さんによって得意不得意ありますが、何かしら協力してくれるはずなので、まずは連絡してみましょう。

魚屋さんやスーパーへの連絡は作業が落ち着くお昼過ぎ頃がおススメ。

まずは仲良く!注文(連絡するとき)のコツ

まずはじめに、自己紹介(○○小学校の~)、目的(学校の授業で~)、日時と予算(例:3万円以内で~)を伝え、どんな魚(10-20種希望!)を購入したいかリクエストしてみてください。

一番大事なのが、先生たちの思いを伝えることです。『本物の丸魚に直接触れてもらい、魚に興味を持ってもらいたいんです!!』とか。

すると、魚屋さんなどは地元の子供たちのためなら!と張り切って色々サービスしてくれる事も。シロアマダイ(左下)、シマアジ(右下)なんて超高級魚です。

注文の時に伝えてほしいこと

少量多品種で、々な種類の魚介類を10-20種!色や形が面白い魚を用意してください!

※天候や海の状況で仕入れが変わるので、希望を伝えた後はプロの魚屋さんに任せるのも大事です。日本では600種類以上の魚介類が市場に並びます。きっと皆さんが知らない魚介類も入れてくれるでしょう。

ちなみにサザエやハマグリ・アサリなどの貝があると、魚が怖くても貝からスタートして、最終的には魚も触れるようになることが大半です。

・名前も伝えたいので、できれば魚の名前を札に書いてください!

・発泡スチロールは底に水抜き用の穴がないものにしてください!教室が水浸しにならないように・・・。

・授業後は持ち帰って食べたいので氷は多めにお願いします!(保護者や先生が持ち帰り、後日子供たちに味の感想などを伝えてください)

鮮魚の仕入れが難しい場合・・・鮮魚にこだわらず、養殖や冷凍も考えると楽しめる!

地域・時期によっては鮮魚の仕入れが難しい事も。そんな場合は・・・養殖魚・冷凍品も便利です。

・鮮度抜群!冷凍品:日本のエビは95%が海外の冷凍品。冷凍イカは釣られた直後に生きたまま凍っているので鮮度も抜群!

・養殖魚:マダイやブリなど。天然魚は獲れない場合があるけれど、養殖魚なら心配なし。

こんな魚介類があるとおもしろい?

指定が難しい種類も含みますが、給食や食卓でよく出てくるアジ、サバ、イワシ以外に、日本にはとってもたくさんのユニークな魚たちがいます。

形が特徴的(ヤガラ、タチウオ、ヒラメ、カレイ、コチ、アナゴなど)

ヒレを広げておもしろい(ホウボウ、トビウオ、ハッカクなど)

イカやホヤなんかも体のつくりが魚と違っておすすめです。

実施場所

触りやすく、落しても被害の少ない床がおススメで、屋根のある屋外、体育館の他、家庭科室・理科室の机でもどこでもOKです。

潮の香りの水や氷水が床にこぼれる事があるので、防水系のシートやブルーシート、さらに新聞紙を敷くと安心で掃除も楽です。

魚を触る前後に手洗いをするため、近くに手洗い場があるところをおすすめします。

実施場所と手洗い場が遠いと道中にウロコがぽつぽつと…(ヘンゼルとグレーテル状態になってるかも)

実際に学校が鮮魚をお願いしてみた例

(お店、季節、場所、天候によっても値段は様々なので、一つの参考に。)

先生が普段から通っている顔見知りの鮮魚店で予算3万円に対して2.9万円で準備!

貝は生きたホタテにシジミ、カツオ4.6Kg、活ズワイ5杯、コチに鯛にサバにアジに・・・・。

サバとアジは箱で先生方が持ち帰りやすい状態でした。

とある小学校では、近所の卒業生が営む魚屋さんが協力してくれました。

天然の鯛を!とお願いしたら、保護者参観だったこともありピカイチを見せたい!と、予算上限1万円の長崎県五島列島のブランド鯛が届いたことも!

魚一尾に一万円は高い!と驚きつつ、同じ鯛でも、釣りモノでしっかり〆ていると値段も違うのだと勉強になりました。

鮮魚タッチを楽しもう!

食べ物で遊ぶのはダメですが、楽しむ分には問題ありません。

魚を触った事が無い人が、お店で魚を買って食べるのは大変ですよね。

まずは魚を触って距離を縮めましょう!改めて鮮魚タッチプログラムは「こちら」

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