ホッケの開き:干物から魚の体の仕組みを知ろう!
ホッケとは
「ホッケのひらき」。おいしいので知っている人は多くても、どんな色の魚か知らない人も多い魚です。
・・・こんな魚です。これは北海道産のホッケです。
ホッケには、ホッケとキタノホッケ(シマホッケ:ロシア産やアメリカ産が多い)の2種類がいます。
ホッケの干物
干物で、魚の体の仕組みや、魚の切り身の位置を知ることができます!
骨がどこにあるか等がイメージしやすくなり上手に食べられるようになります。
シマホッケの干物、背中から開かれて内臓とエラは抜かれてから干されています。
内臓を守っている肋骨がビッシリ見えますね。
ひらきを閉じる
泳いでいる姿を知りたければ、ひらきを閉じてみましょう。
泳いでいる時の姿がわかります。
二枚おろしとは?
ひらきを真ん中で切ると、二枚おろし。上側の背骨がどちらかについていることが多いですが、背骨が真っ二つになっている場合も。きっと凍った状態で開かれたんだということがわかります。
干物を焼く時のコツ
焼いているうちにヒレが反って焦げるので、キッチンバサミでチョキン!腹びれは硬いので切っていません。ヒレが5つあるのがわかります。シリビレの前まで内臓があり、内臓を守る骨があるのも裏返すとわかります。
切り身を作ってみよう
半身を切っていくと、切り身になります!
あばら骨がある位置と無い位置で食べやすさは違うし・・・美味しさも違う!
ラクチンに食べる方法は、グリルを汚さないようにアルミを敷いて。
ボーっとしていると焦げますが、完成!
皮がおいしいのはもちろん、骨も噛むとジワーっとうまみが出てきます。
こんなホッケ。刺身で食べたい方は「こちら」へどうぞ!