魚をさばく! ホッケをさばこう! 冷凍して・・・刺身でいただく!
ホッケの刺身を食べたい!
開きが有名すぎるホッケ。脂がおいしいですよね。
ということで刺身もチャレンジしてみたくないですか?
でも、アニサキスが多めの魚なので冷凍がおススメなのです。
丸ごと冷凍して刺身を作る方法のはじまりはじまり~
①冷凍する
鮮度がOKなホッケのエラと内臓を抜いて・・・ビニールに水とを入れて表面をガードして冷凍。
氷でガードしているので劣化が少なく、いつでも食べられると思っているうちに、いつの間にか2か月経過しました(家庭でも数か月保存できる冷凍方法は「こちら」から!)。
②冷凍庫から出す
そろそろ食べようかな?と冷凍庫から出します。
↑中が見え難いけれど、お魚屋さんの字が頼り。
↓こんな感じで表面を氷が全て覆っています。酸化と乾燥を防ぐ大事なポイント。
③流水で表面を溶かす。
完全に解凍してからさばくと身がグズグズになるので、表面を溶かすぐらいでOK。
ヒレとウロコも落としているのでなんだか変な感じです。
④頭を落とす
↓出刃でザクっと頭を落とします。
↓お腹の中はまだ氷があり、腹の脂も酸化していないハズ!とワクワク。
⑥三枚におろす
↓凍っているので骨の位置がわかりにくく、ちょっと変な場所も切ってしまったりしますが・・・
手を切らない範囲で凍ったままチャレンジしてみてください。
⑦刺身にひく 皮を炙ったり皮を引いても。
↓三枚におろし、皮も食べようかなと炙ってみました。
↓同じく冷凍タコと一緒に・・・ある日の夕食風景。
↓皮を引けばこのようになります。
冷凍の見た目はともかく、ホッケもこのようにすれば安全に刺身で食べられます。
さばきながら同時並行で頭と中骨をアラスープにできるので、丸魚の冷凍もおススメです。
三枚におろしてからでも同じ原理で水を少し多めに凍らせると長く保存できます。
凍ったまま切るなんて・・・邪道じゃない??
邪道じゃないです。工夫です。
サバの切り身などは丸で冷凍されているサバを工場で0℃以下(魚種にもよるが-10℃~-5℃程度)で三枚におろすことで鮮度が落ちず断面も美しく切れるのですから。
楽しくおいしい食卓のために、ちょっとした工夫も考えながら、無理なく捌いてみてくださいね。
他の魚のさばき方等は「こちら」から!