アサリは何色? 生きているアサリの色を残したい!

アサリの色や模様 貝の標本をつくりたい!

アサリは一つずつ色や模様が違います。この素敵さを気づいている人、実は少ないのです。

そこで、お店で見かけた美しいアサリを紹介します!

三重県産で目を引く青さ!右側のトラの模様なんか素敵!他にもないか15パックを探しましたが、この子が一番の青!というわけで購入しました。

東京湾でもアサリ好きの中では「木更津ブルー」と呼ばれる青い個体が現れますが、負けていないのではないでしょうか!

アサリに熱をかけると??

でも皆さん、お味噌汁の中に鮮やかな色のあさりは見たことが無いと思います。

それは熱がかかって色が変わってしまったから。

上下がもともと一匹で、真ん中でパキッと折って、上は茹でたけれど下は茹でていない状態。

熱をかけると茶色になってしまうのです。わかりにくいなら写真をもう一枚。

上6個は生のまま開き、下は酒蒸しで食べた跡です。美味しかったです。

このように全体的に茶色で統一されてしまうのです。それでも柄がイロイロあるので面白いですが、鮮やかな色の方が素敵ですよね??

アサリの綺麗な色を残したい!そんな人は・・・

熱をかけずに色を残したい場合は・・・釣具屋さんなどでアサリ剥きを買いましょう。

無い場合はステーキナイフとかでもいいですよ。

生きているままでも開けられますが、冷凍して水で解かしてからの方が、殻が少し空くので少し楽です。

貝柱2か所を切るとパカっと空きます。

貝柱の場所は普段からお味噌汁の中のあさりで貝柱の位置を覚えておきましょう!

身を切らずにスマートに開ける事ができます。

開かない貝殻は・・・

水でゆすいで身をきれいに取り除いて(身はお味噌汁や酒蒸しでどうぞ!)半分乾かしたら、木工用ボンドをつけて(下のように4カ所程度)閉じて、ゴムやマスキングテープで固定して乾くまで待ちます。

乾燥したら、色は白っぽくなりますが、濡らすと海の中の色に近くなります。

なので、マニキュアを塗って完成!生きていた時の色に近い状態で残せますよ?

と思ったけれど、さすがに青色は色が残りにくい・・・。

貝殻の右半分はマニキュアを塗った状態です↓。

全体を塗るとこんな感じです。

青色はすっかり消えてしまいましたが、熱を加えて茶色になるよりはマシです。

水道水で何度か洗ったので、塩素で色が変わった可能性もあります(タカラガイは一回で塩素の入った水道水で洗うと色が変わるほどなので、アサリもその可能性が・・・)。時間があるときに再挑戦します!

 

アサリ界隈の・・・模様の呼び方アレコレ

なお、木更津で獲れる青いアサリは、木更津ブルーとか、東京ブルー、ビシッと線が入っているアサリはサムライ(刀で切ったみたいだから!)とか、青くてサムライな模様はサムライブルーとか色々な呼び方があるみたいです。

 

あ、他にも、アサリは年齢が大体わかります!知りたい人は、「こちら」からどうぞ!

 

他にもできる海産物の標本

基本は身を取って乾かすだけ。エビの標本の作り方は「こちら」から

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