クロダイをさばく!チヌとも呼ばれる高級魚!

クロダイとは

関西ではチヌと呼ばれる馴染みのお魚。

汽水域でよく見られ、塩分濃度の変化に強い魚であり、氷など鮮度保持が難しい時代は、井戸水で生かして移動できる事で重宝される魚種だったようです。

関西はお正月に「にらみ鯛」としてお正月三日間食べずに眺める(食べたい!と睨むだけ!)風習もあります。この睨み鯛を作る時に、この黒鯛を選んぶ人もいます。

赤地の真鯛ではなく、黒地のクロダイで「黒字」を願うというゲン担ぎです。

クロダイのさばき方・下処理方法

基本は鯛(マダイ)のさばき方と変わりません「こちら」。

マダイよりも、キビレクロダイはシリビレのトゲが鋭いので注意!でしょうか。

↓背びれのトゲも痛そう。最初に広げて切ってしまうのも手です。

クロダイの食べ方 唐揚げが美味しい!

お刺し身も美味しいのですが、今回は珍しく唐揚げ編です。

骨の位置を考えながら、食べやすくスティック状に切り分けます。

↓肋骨など骨がある部分は、骨が無い部分と別々にしておきます。

そうすることで、お腹が減っていてバクバク食べたい食事前半、お腹が満たされてゆっくり骨の周りを食べる食事後半などで分けて楽しむ事でストレスなく食べられます。

↓断面に「クドア君」を発見。寄生虫がいた場合、冷凍か加熱推奨です。

クドアは見た目がいい!とは言えないので、冷凍で刺身という手もありますが、やはり予定通りの唐揚げです。絶対刺身で食べたい!と考えない事が食中毒を防ぐ一つの手です。さばきながら料理を考えましょう。

 

唐揚げ粉は市販のお好きな味付けを。切り分けて冷凍しておいていつでも唐揚げにしてもいいですね。

皮は残しておく方がカリッとして美味しいです。

肋骨がある部分は、揚げると身が縮んで骨が出てきます。注意しながら。

上側に血合い骨が隠れているので注意。

 

カマも揚げてしまいます。

というわけで、皮も食べれるおいしいクロダイの唐揚げの紹介でした。

 

他の魚のさばき方等は「こちら」から!

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